2017年 10月 02日 ( 1 )

シンデレラのお城~ノイシュヴァンシュタイン城


夫と私、外見も性格も全く違いますが、共通点が色々あります。

その中の一つは、語学が好きなこと、もう一つは団体行動が出来ないこと。

群れるのが得意ではないのです。



ミュンヘン2日目は、ロバートの友人でツアーガイドをやっているアメリカ人と一緒に、

バスツアーに行かないかと誘われました。

団体旅行で来ている2、30人のアメリカ人達の中に混じって、お城巡りをするらしいのですが、

夫と私は乗り気ではありませんでした。



折角ヨーロッパに来てるというのに、アメリカ人社会から抜け出さず、

地元の人と接するチャンスがないのは、語学好きの私達にとって非常に勿体ないことなのです。



かと言って、私達は英語と日本語以外の言語が堪能なわけではないですが、

現地の文化と言葉に敬意を払い、挨拶だけでもその地の言葉を使おうとすると、

人々は親しみを持って接してくれるし、こっちも楽しくてワクワクします。



その日はちょうど、観光よりも洗濯を優先したかったので、ロバートからの誘いを断って、

午前中はホテル内のコインランドリーで洗濯、午後は二人でミュンヘン市街を散策しました。

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次の日は夫と二人だけで、

ミュンヘンから列車とバスで3時間ほどの所にある、ノイシュヴァンシュタイン城を訪ねました。



ノイシュヴァンシュタイン城と言えば、ディズニー映画の「シンデレラ」に出て来るお城や、

ディズニーランドにある「眠り姫のお城」のモデルになり、

「ドイツで一番美しいお城」とも言われている有名なお城です。



ミュンヘンから列車で2時間余り、ドイツ南部オーストリアとの国境近くの町、Füssen で降りて、

バスに乗り換えて約30分、さらに丘を40分ほど徒歩で登って行くか、バスや馬車で行きます。



バスから降りると、曇った空の中に、

ノイシュバンシュタイン城がまるで幻のように浮かび上がりました。

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この時はまだ距離が遠くてお城が小さかったので、ズームインして撮影しました。



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麓の景色も美しくて、それを見るだけでもここまで来た甲斐があったと思いました。

切符売り場でチケットを買って、お城を目指して丘を登り始めます。


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お城に少し近づいたところで、反対側の小高い丘の上に、

もう一つのお城、ホーヘンシュヴァンガウ城が見えてきました。

ノイシュヴァンシュタイン城の城主ルートヴィッヒ2世が幼少時代を過ごしたお城です。


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(ホーヘンシュヴァンガウ城)


ノイシュバンシュタイン城と比べて外見は地味ですが、

ロバート(夫の友人:ミュンヘン在住)が言うには、中身はこっちの方が断然見応えがあるそうです。

(2つのお城、どちらも見ると理想的だとか。)



上り坂をひたすら歩いていると、

夫が、「ミモザ、上を見上げてごらん。」と言うので、見上げて見ると…

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突然、こんな景色が頭の上にありました!

木が生い茂り過ぎて、お城が半分以上隠れているのがちょっと残念です。


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雲に半分隠れた遠くの山も綺麗でした。


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最後の上り坂を頑張って歩いて、

やっとお城の下までやって来ました。


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写真の中央辺り、ごつごつした2つの岩山の間に橋があるのがお分かりでしょうか?

その橋は「マリエン橋」と呼ばれ、

橋の上から見る、ノイシュヴァンシュタイン城が最も美しいと言われています。


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(Borrowed Image from Bing Images/landcastria.netblog
この画像はBing imagesのlancastria.netblogさんからお借りしました。)


絵葉書になっている写真は大体、この角度で撮ってあるようですね。

沢山の人が橋の上にいるのが見えましたが、私達は時間の都合でそこまで行けなくて…残念(:_;)


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そして階段を上って、ついにお城の入口付近に到着、

ここからはガイド付きでお城の内部を見て回りましたが、

中は残念ながら、厨房以外は撮影禁止でした。


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(地下にある厨房)


友人ロバートから、ノイシュバンシュタイン城の中身は大したことが無いと

聞かされていたので、期待は全くなかったのですが、

どうしてどうして…凄く見応えがあって、その様子をお見せできないのが残念です。




お城の見晴らし台から見た景色

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このお城は、中世騎士道に強い憧れを抱いていた、

当時のバイエルン王ルートヴィッヒ2世によって、19世紀に建設されました。



しかしこの建物は、王のロマンチックな夢を具現化するためにだけ作られたので、

城としての機能を果たす実用性に欠け、

構造や資金面でも問題があったので、完成には至りませんでした。



また、何かに取り憑かれたように、次々に城建設に着手しては借金を重ねる王に、

危機感を募らせたバイエルン政府は、彼を形ばかりの精神鑑定にかけてベルク城に軟禁しました。

軟禁された王ルートヴィッヒ2世はその後間もなく、主治医と共に湖畔を歩いている途中で謎の死を遂げたのです。



帰り道、夫が「振り返ってごらん。」と言うので、


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後ろを振り向くと、

夕日を浴びたノイシュヴァンシュタイン城が金色に輝いていました。


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それでは皆様、幸せな一日をお過ごし下さいね!


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ありがとうございます。


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by mimozacottage | 2017-10-02 00:23 | 旅行(ヨーロッパ)