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寒い信州で心暖まるひととき


京都から新幹線に乗って名古屋まで行き、特急「しなの」に乗り換えて信州を目指した。

列車が多治見を過ぎると、雪がチラチラ舞い始め、

木曽福島から塩尻の間で本格的な雪になった。

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終点松本駅でローカル線「大糸線」に乗り換え、

北アルプスの麓の町に着くと、親友Sちゃんが待っていた。

彼女はこの日会社を早退して、私達を駅まで迎えに来てくれたのだった。

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くろよんロイヤルホテルのロビー


ホテルに着くと、夫は大喜びで露天風呂に急ぎ、

Sちゃんと私は部屋に残ってお茶を飲みながら、積もる話を1時間ほど交わした。




その後、介護中のお母さんの夕食作りがあったSちゃんは家に帰り、

夫と私は二人だけでホテル内の「吉兆」で夕食をした。


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俳句が書いてある短冊型の器に盛られたお造りや、

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お雛様型の器(人形に思えたものは、実は蓋付きの器だった!)に盛られた八寸もよかったけど、

私が一番好きだったのは、木の芽が添えてある若竹と蕗の炊き合わせ✨

器も素敵だが、味付けが薄味で上品だった。

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デザートは柚子のゼリーと果物…目も舌も同時に楽しめる、美しい懐石だった。



次の日の朝は目を覚ますと、見渡す限りの雪景色!


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(部屋のバルコニーの向こうは林が延々と続きます。)



朝ごはんがすむと、Sちゃんと旦那様Aさんがホテルまで迎えに来てくれて、

Sちゃんの運転で観光に出発、大町山岳博物館を案内して頂いた。

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博物館の3階から見る北アルプスと長野県大町市街

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地質学に興味のある夫はアンモナイトの化石など豊富な化石の展示物に大喜び、


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その他、山岳地帯に住む野生動物の剥製等も保存状態がとても良くて…

見応えのある博物館だった。




Sちゃんは私より6歳年下だけど、二人とも20代の頃からの友達、

いろんな事情で一時連絡が途絶えていたが、数年前からSちゃんも私もお互いを探し続け、

ついに2年前、Sちゃんのメールが共通の知人を通して私に届き、交流が再開した。




私はSちゃんが故郷に戻っていたことを知らず、彼女は私が再婚したことを知らなかったので、

昨年私達が日本を旅行した時、夫を紹介がてら、

彼女に会いに信州まで足を延ばし、15、6年ぶりの再会を果たした。



その時Sちゃんと家族の方は、まるで懐かしい家族を迎えるように、

私達を歓待して下さった。




さて、お昼過ぎには昨年同様、

手打ち蕎麦屋さん「つばくろ」で、Sちゃんのお姉さま・Kさん夫妻と合流。

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手打ちそばに舌鼓を打った後、Kさん夫妻とは一旦別れ、

私達4人は白馬村まで足を延ばした。


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1999年長野オリンピックで使われたスキーのジャンプ台を見たり(実際に見ると、凄い迫力!)

北アルプスが一望できる露天風呂「天神の湯」に入り、壮大な景色を楽しんだ。


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(露天風呂で北アルプスの絶景が楽しめる「白馬ハイランドホテル」)



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(この画像は「白馬ハイランドホテル」のHPから借用:

手前部分が露天風呂の湯舟で、ここから見える景色は「あッ!」と息を呑むほど壮大で美しい。)



その日の夕食はKさん(Sちゃんのお姉さま)のお宅に招待して頂いた。



Kさんのお宅には薪ストーブ、薪がうず高く積まれた大きな薪小屋、

7匹の猫、家の吹き抜け部分に張り巡らせた猫のための渡り廊下…写真に撮りたいものが一杯あったが、

再会の喜びや、お喋りに夢中になってしまって…気が付けば、一枚も撮っていない(;´・ω・)



Kさんは東京から信州にUターンされて、畑や田んぼを作っておられるが、

透き通るような美声の持ち主で、実はCDも出されているプロ歌手!私も彼女のファンの一人だ。




東京のライブ会場で華やかなスポットライトを浴びていらしたKさんが、

今は信州で家を建て農業をしながら逞しく生きておられることに、私は驚きと尊敬の気持ちを持っているが、

その家で、行き場のなくなった猫を7匹も引き取って愛情深く育てておられる姿には、ただ脱帽する。




夕食はKさんSちゃん姉妹による季節の野菜を使った美味しい手料理、(写真がないのが残念です(-_-;))

二人の旦那様達が趣味で作られている手作りビールや、

ヒレ酒や生しらす等珍しいものを一杯頂きながら、夜遅くまで楽しいお喋りに花を咲かせた。




…寒い信州で味わった心暖まるひとときは、

私達にとって至福の時でした。





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by mimozacottage | 2017-04-12 01:38 | 旅行(日本) | Comments(6)

私達を出迎えてくれた水仙とエリカ


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3週間余りのアジア旅行(日本+台湾)から帰り着いた時の我が家の庭です。



雨が多かったと聞いていたので、雑草がボウボウになっているかと思いきや、

そうでもなく、こんな子達が私達を出迎えてくれました。

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昨秋植えた325個の球根のうち、(南側)垣根の外に植えた水仙です(確か75個^^)。

旅行中も時々、球根のことが頭に浮かんで、

「家では、水仙がそろそろ咲き出す頃かな?」ぼんやり想像しましたが、




こんなに完璧に咲き揃って、

私達の帰りを待っててくれるとは思ってもみませんでした。

そばを歩くと、爽やかな香りもするんです(*^-^*)

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下を向いて咲くので、うまく写真が撮れないのですが

全員で整列して…超カワ(・∀・)イイ!!と思いました。

水仙に続いて咲いているのはヘザー(エリカ)で、それも満開です。

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2年前に植えた場所も株が大きく育って、華やかになりました。


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エリカは、この辺りでは「春を告げる花」とされています。

落ち葉が紛れ込んだり、雑草もあるけど…

ガーデニングを頑張るのは時差ボケが治ってからね(^_-)-☆



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by mimozacottage | 2017-04-06 00:52 | 前庭 | Comments(6)

暗い旅館に泊まって、京都プチ観光



淡路島のリラさんと旦那様に別れを告げ、次の目的地・京都に向かう。

京都は大好きな街だが、今回は淡路島から信州へ行く足場として京都駅近くに立ち寄るだけだ。



事前のリサーチで駅近くの旅館を探すと、安くてご飯が美味しいと評判の宿があった。

口コミをまとめてみると、

「建物は古いけど掃除はできている。御飯が美味しい。」そうだ。



京都駅近くで2食付きでこの値段!?…大丈夫だろうか?というのが正直な感想だったが、

一泊だけだし、部屋が清潔なら建物が古くても構わない。

節約も必要だから…「美味しいご飯が食べれるならいいや。」と思ってしまった(;'∀')。




当日、旅館に着いて2階の部屋を案内された時、

先に部屋に入ったスタッフの方がササッと窓の所まで歩いて行き、

「この部屋はロケーションがちょっと…」と言いながらカーテンを閉めたので、部屋が暗くなった。



スタッフの方が部屋を出て行った後、明るくしようとカーテンを開けてみたら、

窓を覆うように、非常階段が設置されている。(*_*;

位置的に階段からはこの部屋が丸見えのはずだから、カーテンを元に戻した。



床の間付き6畳+広縁(2畳位)のカーテンを閉め切ると鬱陶しいが、仕方ない。

急に草臥れた気持ちになって…早く家に帰りたいと思った。137.png

夫も同じような気持ちらしく、「気分を変えよう。」と二人で散歩に出かけた。



歩いて10分ほどの所に、東本願寺があった。


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真宗大谷派の本山である東本願寺は間口76m、奥行き58m、

木造建造物としては世界最大の建築面積を誇るそうで、圧巻だった。



見学を終え、来た道をまた10分ほど歩いて旅館に戻ると、あの暗い部屋が待っていた。

夫が「こんな部屋で夕ご飯まで過ごしたくないよ。」と言うので再び外出。



今度は徒歩で25分ほどの所にある「国立京都博物館」を見学した。

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館内は撮影禁止だったので、写真は撮れなかったが、

特別展示室の室町時代や鎌倉時代のお雛様は見応えがあった。



旅館に戻り、「大浴場」と書いてあるお風呂に入ってみると、

洗い場の椅子が幼児用かと思うくらい、小さくて低い。



男湯も同じだろうか?

大柄な夫はこんな椅子で大丈夫なのだろうか?と心配になった。

後で聞けば…案の定、夫は椅子から立ち上がる時に四苦八苦したそうな。。140.png



その他、部屋の入口に無理やりつけられたような洗面所は使いにくかったし、

お手洗いは一応洋式トイレだけど、

ウォシュレットがなくて便座も冷たい…アメリカでは当たり前だけど、日本ではちょっとネ💦



さて、旅館の食事は評判通り、

(素材はともかく)朝夕とも美味しくて、文句無しだった。



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(朝ごはんの時に出てきたコーヒーカップは我が家と同じ(*^-^*))



私達以外の泊り客は、全員20代と思しき若者グループ、

食欲旺盛の若者ならこんな旅館も良いかな?と思ったが、

いい歳をした私達は場違いかもしれない。



かと言って、私はこんな経験もたまにはいいと思う。

物事はいつもいつも自分の理想通りには行かない。

普段自分が当たり前と思っている事に改めて感謝する機会になる。



それにいくらお金を払っているとは言え、

人に料理や掃除をしてもらえるホテルや旅館に泊まること自体が、

とても贅沢なことだ。



この旅館にもう一度泊まりたいとは思わないけど、

スタッフの方はとても親切で、

特に一人でお給仕をして下さった、70代と思われる仲居さんが素晴らしかった。




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by mimozacottage | 2017-04-03 19:05 | 旅行(日本) | Comments(4)

ブロ友さんに会いに淡路島へ

(*私は3日前に旅行を終えコテージに戻っていますが、日本旅行の続きを書きます。)

淡路島に来たのは今回で2回目ですが、今回この島へ来た理由は、

淡路島在住のリラさんのブログ Garden 東の谷 を拝読しているうちに、



もう一回淡路島へ行ってみたいという気持ちが募ったのと

本の趣味等、共通点の多いリラさんにお目にかかりたかったからです。



私達の最初の計画では、淡路島内にホテルを取る予定だったので、

どこかでリラさんと会って一緒にお食事でもと思い、

旅行の計画を打ち明けたところ、なんとご自宅に招待して下さったのです!



お会いする前に夫と私の経歴など少しは自己紹介したものの、

初対面の私達をまるで昔からの友人のように受け入れて下さったりらさんと旦那様、

心の広いお二人のおかげで、願ってもない素晴らしい経験をさせて頂くことになりました。



淡路島への期待と共に、りらさんと旦那様にお会いするのが楽しみで、

ウキウキしてこの日を待ちました。



バス停まで迎えに来て下さったリラさんは、

背がすらっと高く若々しくて…お聞きした年代より10歳以上お若く見えました。



リラさんのお宅は伝統的な日本家屋の風格を残しながらも、

キッチンやバスルームはリフォームされて快適そのものの立派なお家でした。

そんなお家で、私達はまるで夢のような素晴らしいおもてなしを受けたのです。



家に着くと、まずお庭を案内して頂きました。

手入れの行き届いた広い庭に咲いていたのは、

たくさんのクリスマスローズ、沈丁花、ビオラ等々…



残念なことに…カメラを持たずに見て回ってしまって、

お庭の写真を1枚も撮らせて頂いてないことに気づいたのは、淡路島を後にしてからでした💦



…そういう訳で「花より団子」の話になってしまいますが、

リラさんのお料理は、美味しくて綺麗で…感激の連続でした!



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この海の幸いっぱいのお料理は淡路島の郷土料理で、「豊楽焼き」と呼ばれているそうです。


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(デザートプレート)

小さな小さなビールグラスに入れられたものは、最初ビールだと思ったのですが、

実は、167.pngに似せた美味しいゼリー!…完全に騙されました(*^-^*)

次の日の朝ごはん、

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野菜たっぷりの美しくヘルシーな朝ご飯に感動した夫は、

「泊めて頂いたお返しに、我が家にもご招待したいのですが、

うちではこんな素晴らしいおもてなしはできないので困ります。どうしたらいいのでしょう?」

と言っていました。私もまったく同じ気持ちです。




次の日の朝は、「淡路人形浄瑠璃」へ連れて行って頂きました。

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淡路人形浄瑠璃は室町時代後期からの長い歴史があるそうです。



上演が終わった後、生まれて初めて人形浄瑠璃というものに触れた夫も、

若い頃TVでチラッと観ただけで何も興味を持たなかった私も、

自分でビックリするほど感動して、すぐにはその場を立ち去り難い気持ちでした。



話そのものというよりも、人形浄瑠璃の舞台を通して、

伝統芸能を守ろうとする熱意や、芸を磨く人々の日々の努力がビンビンと伝わって来たのです。

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お昼はリラさんのお宅に戻り、美味しいお好み焼きと焼きそばをご馳走になって、

午後は旦那様の運転で、「水仙の丘」と「明石海峡公園」を案内して頂きました。

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明石海峡公園178.png

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「水仙の丘」も「明石海峡公園」もいくら見ても見飽きないほど見ごたえのある庭で、

これらの写真はほんの一部です。




私達が淡路島を発つ日の朝ごはんは、

季節の野菜いっぱいの和食でした。

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全部美味しかったのですが、

堀りたての里芋の煮物がほっこり柔らかくて最高でした。



旅行をしていると、温かい家庭料理が恋しくなるものですが、

りらさんの手料理は本当に美味しくて、

手厚くもてなして下さるお気持ちが、もう有難くて有難くて…感激の連続でした✨



お料理だけでなく、(記事では書き切れないのですが)何から何まで至れり尽くせり、

本当に素晴らしいおもてなしをして下さって、

今でもなんとお礼を申し上げていいかわからないほどです。

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(世界各地を旅行され集められたリラさんのスプーンコレクション)


海外旅行はもう封印したと仰るリラさんご夫妻ですが、もしチャンスがあれば、

是非我が家にもいらして頂きたいと思っています。

本当に本当にありがとうございました!




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by mimozacottage | 2017-04-02 06:50 | 旅行(日本) | Comments(6)