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滝、日本庭園、アメリカ最大の湖

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(今にもローラやメアリーが飛び出して来そうなミネソタの大草原)




ローラ博物館を見学した翌日は、

Novaさんのお宅へ帰る途中でワイナリーに立ち寄りました。


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ワイナリーの裏は、

ローラ達の幌馬車が走っていそうな道がどこまでも続いているし、

その向こうはミネソタの大草原でした。




ワイナリーで試飲をした後、


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私達は裏庭のパティオへ移動、「大草原の小さな家」の余韻を味わいながら、

ピザランチをして、皆でNovaさんのお宅へ向かいます。


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その日の夜、実は私達はホテルに予約を入れていたのですが、

旦那様Rさんの熱心な勧めで、なんとNovaさんのお宅にもう1泊させて頂くことに…

またまた美しくて美味しい朝ごはんや、楽しい会話で手厚いおもてなしを受けました。



Novaさんの美しいゲスト用ベッドルームの記事はこちらです。





翌日、Novaさんは午前中からお仕事だったので、Novaさんとはお家で別れを惜しみ、

Rさん(旦那様)は夫と私を車に乗せて、ミシシッピ川流域にある人工の滝Minehaha Fallsや、

ミネソタ州の州都セントポール市を案内して下さいました。

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Minehaha Falls


(滝の上の橋に人が2人立っています。滝がどんなに壮大なものか想像できるでしょうか?)

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(滝の周辺にあった植物)


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(セントポール市の日本庭園)



セントポール市にある日本庭園を見学した後、Rさんは私達を空港内のレンタカー会社まで送って下さり、

そこで私達は、再会を固く約束してRさんとお別れしました。



その後、夫と私はふたりで、

アメリカ最大の湖スペリオル湖のある町・Duluthに1泊、

翌日はミネアポリス郊外に1泊してから、帰路に着きました。

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(ここが海ではなくて湖だというのが信じられないほど…大きな大きなスペリオル湖)

生憎の雨で残念!

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Novaさんご夫妻のお陰で楽しくすごしたミネソタ旅行、

お二人には言葉に尽くせないほどお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。



それでは皆様、ミネソタ旅行記を読んで頂き、ありがとうございました!

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by mimozacottage | 2016-10-04 05:36 | 大草原の小さな家 | Comments(8)

「大草原の小さな家」を訪ねて(後半)



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(ローラが娘ローズのために作ったキルト)



テレビドラマのロケは、ローラが成人するまでずっとWalnut Groveで行われましたが、

実際のローラは、1867年2月ウィスコンシン州ぺピン湖の近くで生まれてから、

サウスダコタ州に落ち着くまで、

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(家財道具一式を積んだ幌馬車)



幌馬車に乗って、カンサス州、再びウィスコンシン州、ミネソタ州内3カ所、アイオワ州と

幼少から少女時代にかけて、目まぐるしいほど引っ越しします。

開拓民だった両親に土地問題や天災が降りかかって、一家は新天地を求めてあちこち移動したのです。


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(ローラの父チャールズ・インガルスと母キャロラインの結婚式の写真)



プリンスエドワード島に長く住んだ「赤毛のアン」の作者モンゴメリは、

親族の手によって住居跡などが大切に保存されてきましたが、

引っ越し続きだったローラの家の住居跡は、ほとんどが人手に渡って消え去りました。



TVドラマ「大草原の小さな家」のモデルになったプラムクリークでの暮らしは、

川の土手に建てられた、質素な草葺小屋から始まりました。


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(当時の開拓民の住まいを再現した小屋:ローラ達の小屋は現存していませんが、
”On the Banks of Plum Creek”の記述によると、これに似たものでした。)



熱い信仰心と子供達の教育に熱心だった父さんは、

近所に教会と学校があることを条件に、新しい移動先を選んだそうですが、

やむなく辺鄙な場所に住むこともあって、ローラの少女時代の学校教育はたびたび中断されました。



学校にいけない間は、教員免許を持つ母さんから自宅で教わっていたのでしょう。

ローラは16歳になる2か月前、高校で勉強する傍ら、小学校低学年用教師の免許を取り、

小さな複式学級の小学校で教え始めました。


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(ローラの署名入りの手紙:かなりの達筆です。)

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後にローラは、「私は教えることを楽しんだとは言えないわ。」と認めていますが、

責任感を持って仕事をしたこと、

教師として働いて、家計を助けることが出来て嬉しかったとも書いています。



結婚してからは、一人娘ローズの育児や農家の主婦として多忙な日々を送りながら、

時々裁縫や賄い婦をして家計を助けましたが、どんなに働いても家計は常に火の車、

経済的には窮乏状態が続きました。



60歳を過ぎてから、ジャーナリストで作家だった娘ローズの勧めで、

「大草原の小さな家」をはじめ、9冊の小さな家シリーズを書き始めますが、

その前は地元のニュースレターに、ほそぼそと農業関係の記事を書く程度でした。


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(ローラの裁縫箱)

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(ローラから娘ローズに譲り渡された食器)



娘ローズは母ローラについて、こんなことを言っています。

「とても善良で美しい女性だったけど、文学の才能とは無縁で、

鶏を育てたり、お菓子を焼くのが上手いだけのお母さんだと、長い間思っていたわ。」


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(ローラのジンジャーブレッドは美味しいと評判でした。)


ローラが小さな家シリーズを書いた直接のきっかけは、母キャロラインと姉メアリーの死です。

少女時代、母や姉と共有した開拓時代の暮らしを

書き残しておきたいという強い思いに突き動かされたのだそうです。


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(上段左は、ローラが初めて手にした人形「シャーロット」に似せて作られた人形。
下段右は、ローラのオリジナル(手書きによる原稿)と初版の本です。)




65歳で出版された小さな家シリーズ第1作、「大きな森の小さな家」が大成功を治めてからは、

経済的に落ち着き、60代、70代と精力的に描き続けましたが、

80歳で最愛の夫アルマンゾーを亡くしたローラは、いっぺんに書く気力を失ったと言われます。



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(ローラが執筆に使った机:執筆場所のマンスフィールドから運ばれました。)



それからは執筆には全く興味を示さず、

時々ローズと会う以外は、ミズーリ州マンスフィールドの家で亡くなるまで、

ひっそりと静かな一人暮らしを続けたそうです。




終わりに…先の記事で博物館に失望感があったと書きましたが、

ローラ自作のキルトや肉筆の手紙などを見ることができて、

長年憧れ続けたローラにちょっぴり触れた気がして、結果的には満足でした。



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by mimozacottage | 2016-09-30 04:43 | 大草原の小さな家 | Comments(2)

「大草原の小さな家」を訪ねて(前半)




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(ローラの生誕地であるウィスコンシン州ぺピン湖近くのローラ博物館:
この画像はお借りしました。
This is an image borrowed from Laura Museum in Pepin Wisconsin. )



70~80年代の人気TVドラマ「大草原の小さな家」の原作者、

ローラ・インガルス・ワイルダーを記念するローラ博物館は、

アメリカ国内に全部で6か所あります。


ローラの生誕地ウィスコンシン州ぺピンの外、

カンサス州、ミネソタ州、サウスダコタ州、アイオワ州、ミズーリ州にあり、

これらは全部、ローラが生まれてから少女期を経て、生涯を閉じるまでに住んだ場所です。


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私達が行ったミネソタ州の小さな村・Walnut Groveのローラ博物館は、

ローラが7歳から9歳までを過ごしたPlum Creek の近くにあり、

TVドラマ「大草原の小さな家」の主なロケ地でした。



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(展示館)

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(おばあちゃんの家)



「赤毛のアン」の足跡が辿れるプリンスエドワード島の「アン博物館」のように、

ローラやメアリーが遊んだ場所や住居跡を訪ねられるかもしれない。


…そんな期待で一杯だった私は、


ギフトショップとインガルス&ワイルダー家の生前の写真や所蔵品などがある展示館、

その他数種類の建物から成り立っているだけの博物館を見て、

正直言って、ちょっと肩透かしにあったような失望感を感じました。


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TVドラマ「大草原の小さな家」は、ローラ・I・ワイルダー原作の小さな家シリーズ第2作目、

”The Little House on the Prairie(大草原の小さな家)" を

テレビドラマ化されたものと思われがちですが、


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(日本語の新聞記事も展示されていました。)

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実際は、小さな家シリーズ第3作目「On the Banks of Plum Creek(プラムクリークの土手で)」の

登場人物や出来事を元に、現実にはなかったエピソードを多く交えて、

テレビドラマ化されたものだそうです。


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(TVドラマのキャロライン母さんが町のお店に行く時に、抱えていた篭かな?
キャロライン役の女優カレン・グラッスルさんのサインもあります。)


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(父さんが母さんに贈ったオルガン?)


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「月曜日は洗濯、火曜日はアイロンがけ、水曜日は繕い物、

木曜日はバターを作り、金曜日は掃除、土曜日はパンを焼いて日曜日はお休み。」

…小さな家シリーズ第1作「大きな森の小さな家」より


働き者のキャロライン母さんはローラ達を育てながら、こんなルーティーンの下で、

いつもくるくると働いていました。



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博物館の中には小さな学校が建てられていましたが、

撮影に使われていたものとは違うようだし、

原作者のローラが通った学校を縮小したレプリカかな?と思います。


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(資料館のカウンターは、オルソンさんのお店を連想させます。)




私は主にローラの本のファンなので、TVドラマの見どころを見過ごしたり、

不眠の影響で頭がボーっとして、説明をよく読んでいなかったので、

間違っている所があるかもしれません。



「しっかり見てきます。」と期待させた方には申し訳ありません。



「大草原の小さな家」を訪ねて(後半)は、

原作者ローラ・インガルス・ワイルダーの生涯に焦点を合わせ、

彼女が残した手紙やキルトの写真等を紹介します。



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by mimozacottage | 2016-09-29 01:37 | 大草原の小さな家 | Comments(4)

ブログ友達と「大草原の小さな家」を目指して一泊旅行


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(TVドラマ「大草原の小さな家」の撮影に使われた幌馬車です。)



夫と私はよく旅行しますが、ホテル滞在が基本で、

アメリカや日本の家族、親戚、親しい友人達の家へもほとんど泊まることがないので、

ブログでお会いした方のお宅へ泊めて頂くのは、私達夫婦にとっては画期的な出来事でした。



ミネソタ旅行2日目、美術館を後にして、ブロ友Novaさんのお宅へ向かいました。

電話やメールでお話ししたことがあったものの、いざお家の玄関に立つと、

初対面のご挨拶に何を言ったらいいかもわからないほど、緊張していました。


Novaさんはそんな私を見て、「あらッ!髪がきれいに染まってるわね!」

…この一言に、二人で笑い合って、

ちょっと緊張がほぐれました。→髪染めのサランラップ事件




Novaさんは背がスラッと高く(私の理想の身長)てカッコ良く、

その上、日本語教師として多忙な生活をされているにもかかわらず、家事が完璧!

手抜き大好き主婦の私は、驚くことの連続でした。


お部屋はどこもピカピカで、

用意して頂いたゲストルームは、アーミッシュの家具職人さんによる手作りベッド、

その上に掛けられたキルトは、Novaさんの旦那様のご両親による手作りで

…まるで「大草原の小さな家」に出てくるベッドルームのようだし✨


リビングルームは暖炉の前に揺り椅子、ソファには大事に育てられている猫ちゃん達がいて、

°˖✧綺麗なだけでなく、温かみのあるお部屋作り✧˖°



お料理も、手作りパンや2日間かけて煮込んだチリビーンズ、

庭で採れた新鮮野菜のサラダなど…


良妻賢母でキャロライン母さんの日本人版のようなNovaさんと

社交的でフレンドリーな旦那様のお宅に滞在中、

夫と私は、いくら感謝しても足りないほどのおもてなしを受けました。



しかしながら、よそのお宅で写真を撮らせて頂くことに遠慮があったのと、

その場を楽しむことに夢中だったので、

気が付くと、Novaさんのお宅の写真は1枚もなし、



旅行の後で、どうして写真を撮らせて頂くことを考えなかったのだろうと、悔やまれました。




よく晴れた次の日の朝、Novaさんご夫妻と私達夫婦の4人で、

「大草原の小さな家」を目指す一泊旅行に出かけました。


Novaさんの旦那様の運転で出発、

助手席には夫が乗って004.gif(←男性達は二人共ドイツ系でこんな感じ)、


Novaさんと私は後ろの席で日本語で心行くまでお喋り018.gif

家族のこと、趣味のこと、Novaさんの故郷のこと(たまたま私達の昨年の旅行先だったのです)、

…いっぱい話題があって、いくらお喋りしても話が尽きません。



数時間があっという間に過ぎて、

ミネソタ州南西部・Walnut Groveという町にあるローラ博物館に着きました。


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「大草原の小さな家」の詳細は次回です。


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by mimozacottage | 2016-09-27 00:40 | 大草原の小さな家 | Comments(2)

モダンアート美術館~ミネソタ旅行 その2



ミネアポリス市には博物館が多いとブロ友Novaさんから伺っていたので、

旅行前は、「ミネアポリスに着いたら、博物館巡りをするぞ~!」と意気込んでいたものの、



この日の前夜、

隣のベッドで寝ている誰かさん(夫しかいませんが)の鼾が一晩中ゴーゴーと鳴り響き、

ほとんど一睡も出来なかった私に、そんな元気はありませんでした。


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(製粉博物館の近くで見たススキ:日本を思い出して、ちょっと胸きゅん💓)



製粉博物館からは徒歩でホテルに戻ったけれど、

ホテルから1マイル(1.6km)、普段なら歩いて行ける距離にある次の目的地、

Walker Art Center(美術館)が遠く感じられて、タクシーに乗り込みました。




美術館に近づくと、建物の外壁や周辺一帯が工事中、

外壁は一面に足場が組んであり、

足元の地面は全部掘り返されていたので入り口が見つからない。



タクシーに周囲を2、3度ぐるぐる回ってもらって、やっと入れましたが、

外観からはどんな美術館なのか、全く見当がつかず、

中に入ってみて初めて、そこがモダンアート美術館だということがわかりました。

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(工事前の”Walker Art Center"の外観:画像はお借りしました)


この美術館 ”Walker Art Center” は、

全米で最も訪問者数の多い美術館の一つで、年間70万人の人が訪れているそうです。



夫も私も美術館好きですが、二人共モダンアートはいまいちわからず、

今まで避けて来たのですが、

ここは、「折角来たのだから、ちょっと見て行こう。」ということになりました。


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私が最初に目を奪われた作品、

初めはランダムな色彩の組み合わせかと思いきや、

よく見ると、人物画です。



練習で上手くなるデッサンと違って、色のセンスは天賦の才能だと聞きますが、

この作品の色使い…すごく惹かれました。



アーティストの方々には大変申し訳ないのですが、この日、私はすごく疲れていて、

全作品の作者名を記録し忘れ、アーティストの名前がわかりません。


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少し前に「モダンアートがわからない」と書きましたが、

実は見ているうちに、「好きだな、面白いな。」と思えるものが少しずつ増えていき、

自分自身でその変化に驚きました。



アートが偉大だと、私のようにわからない者が見ても、心に響くのでしょうね!

それとも自分も年齢を重ねて、受け入れられるものが増えたのかな?と

…なかなか面白い発見でした。


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(こういうのはわかりやすいと言うか、スッと入って来ます。)

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(各国の国旗をパッチワークで作って、その国の場所に縫い込んだパッチワークの世界地図)

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どこかで見たことがある有名なCartoonだと思うけど、作者名はやっぱりわかりません。

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作品の傍に立っている係員の方、服の色といい雰囲気といい…

ビジュアル的魅力のある人で、アートの一部のように見えたので、

こっそり( ^ω^)…彼を一緒に撮ってみました。

(シャッターを焚かなければ、館内の撮影は自由でした。)




モダンアート見学の後はホテルに戻り、Novaさんのお家を目指しました。




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by mimozacottage | 2016-09-25 05:55 | 旅行(アメリカ) | Comments(6)

小麦粉の博物館~ミネソタ旅行 その1



皆様、お久しぶりです。

昨日、「大草原の小さな家」の足跡を辿る旅・ミネソタ旅行から帰ってきました。

4~5回に分けて、旅行の記録を綴りたいと思います。



ミネソタ州(アメリカ中西部)と私達が住むワシントン州では、2時間の時差があります。

先週木曜日、午後1時半にシアトル空港を発って約3時間半、

ミネソタ州最大の都市・ミネアポリスに着いたのは、現地時間の夜7時過ぎでした。



そして翌日…その日は夕方5時半過ぎに、

ブロ友Novaさんのお宅にお邪魔することになっていたので、

昼間は夫と二人でミネアポリスを観光、



ホテル近くに製粉博物館があると聞き、まずそこへ行ってみました。


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(ミル・シティ博物館:Mill City Museum)

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 ミネアポリスの中心を流れるミシシッピ川は、

豊かな水源と河岸付近の肥沃な土地で古代から人々の生活を支え、

アメリカ先住民の多くの部族も川の流域やその近くに住んでいました。



17世紀に入植したヨーロッパ人達は、

豊富な水源がエネルギー源や交通手段になることから、

先住民達から河川付近の土地を奪って、自分達が住み始めます。



町はやがて水力を利用した製材業や製粉業で栄え、中西部屈指の大都市に成長しました。


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(製粉博物館から見下ろしたミネアポリス市:ミシシッピ川を中心に町が栄えました。)


1874年、ミシシッピ川畔に世界一大きな製粉工場として、”Washburn A Mill”が建設されましたが、

1878年、粉塵による大爆発が起こって工場は全壊、18人の犠牲者が出ました。



事故後も日に日に膨らむ需要に答えるため、

工場主は1880年さらに大きい工場を再建し、

最盛期の小麦粉生産高は、一日でなんと食パン1200万斤分、



毎日毎日、貨物列車100両分の小麦が、

カナダやアメリカの広範囲にわたる地域から運ばれて来たのです。



その後、別の大きな工場も建設されて、

ミネアポリスは世界最大の製粉都市として、50年間発展を続けました。


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(当時の小麦刈り取り機)



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(アメリカで消費される小麦粉の10%はこの工場で生産されました。)




しかし、第一次世界大戦の勃発や交通手段の変遷に伴って、

人々は徐々にこの町を離れていき、

小麦粉の生産も下火になって、1965年ついに工場は閉鎖、



建物だけが残っていましたが、

1991年には火災が起きて、工場の大部分が崩落しました。


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(鉄骨が曲がっているのは火災の際の熱の影響)

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(古い建物で今残っているのは、崩落を免れた部分)


1990年代後半になって、世界一の製粉工場の歴史を残そうという運動がおこり、

焼け跡の瓦礫の撤去や、崩落を免れた部分の壁を補強、


新たに展示用の建物も建設されて、

製粉工場の歴史を後代に伝える記念館として、2003年にオープンしました。



博物館の中には消失を免れた製粉器具などが展示されている他、

巨大なシアター型エレベーターに乗って、

当時の様子を記録した8ミリ映画を見たり、製粉のプロセスを再現した現場を見学することができます。

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(脱穀機)

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(巨大な石臼:原始的な感じですが、この石臼が100年位まで使われていたそうです。)

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製粉とは直接関係ないと思いますが、

当時の一般家庭で使われていたらしい薪ストーブ(オーブン)も展示されていました。

大き過ぎてうちには置けないと思うけど…こんなストーブ好きだわ~♪



最後に、ここだけの話(#^^#)…

「小麦粉の博物館」と聞いたから、クッキーとかカップケーキとかパンとか…

そんなお土産がつくのかな?と密かに期待してたけど…それはなかった。

ちょっと残念(/_;)!



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by mimozacottage | 2016-09-23 11:23 | 旅行(アメリカ) | Comments(6)

アンティークモールでお買い物



旅行からの帰り道、その名も可愛いカシミア(Cashmere)という小さな町に、

大きなアンティークモールがあったので立ち寄りました。



行けども行けどもアンティークの陳列棚が続きます。

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ここは一人のオーナーが経営する大型店舗ではなくて、

たくさんのアンティーク収集家達が

それぞれブースのように小さい店舗を間借りして集まっているモールです。



ブースの数は全部で22店舗、少しの時間では全部のお店は回り切れません。

それぞれの店に特徴があって、コレクションのタイプが違うので、

自分の好みに応じて、的を絞って見るといいかもしれません。

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上の2つのお店、白い家具や小物がフレンチっぽくて可愛い☆

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このお店は瓶やガラス物、繊細な食器など…見るものがいっぱい💛

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逆光ですが、窓が綺麗だったので…こんな雰囲気、大好きです。

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胸がきゅんとなるような乳母車♡

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子供用の机と椅子、

子供用でも渋くて…ちょっとほしいなと思いました。

こんな小さな椅子、あっても座れないのにね。。


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置いてあるものは少ないけど、なんかほっとするような空間…



これらのお店はほんの一部なので、全部をゆっくり見ようと思えば、

2~3時間くらいかかりそうです。




さて、今回私が買ったものです。

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アンティークは大好きなんですが、同時に物はあんまり増やしたくないので、

飾るだけの物はなるべく避けて、必要な物や使えそうな物だけを買いました。



ティーカップはここ数年、バラの模様の物だけを買っています。

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我が家ではアンティークのティーカップも飾っておくのではなく、普段使いにして楽しみ、

来客時には、好きなカップを自分で選んでもらって、お茶やコーヒーを出します。

次から次に割ってしまうので(あ、お客さんじゃなくて私です…わざとじゃないんですが(--;))、

コレクションはちっとも増えません。。

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ブリキのジョウロは今回の買い物で一番のお気に入り、

ベランダで使おうと思っていましたが、なんか可愛すぎて使うのが勿体ない。

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ワイヤーのかご、これも大好き💛

テーブルの上でソース立てにするか、机の上の小物整理にしようかな?

下に敷いているアンティークレースも今回の買い物です。

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これは何と言うのかな?灰ショベル? 薪ストーブの灰掃除に必要な実用品です。

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葡萄柄のメタルの容器、

まだ何に使うか決めてないけど、取り合えず花台の上に置いてみました。

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(@_@)有田焼の茶器セットが、アメリカのこんな田舎で売られていました!!


これは、日本文化が大好きな夫のお気に入りです。



ではでは、読んで下さってありがとうございました💛



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ありがとうございます。





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by mimozacottage | 2016-08-10 01:24 | アンティーク | Comments(0)

水の庭園と巨大な滝の跡~ウェナチー旅行記



今回のウェナチー旅行では2か所の観光名所へ行きました。



前記事と時間は前後するのですが、

まず1日目、B&Bの近くで有名な庭園「Ohme Garden」があると聞き、

夕方、友人のワイナリーへ行く前にちょっと立ち寄ってみました。


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庭に性別はないと思いますが、

この庭園は、ごつごつとした岩と急な斜面と水でできた”男性的な庭”という感じで、

特に水の扱い方が面白いと思いました。


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見る角度によっていろんな色に変わる池、滝のある池、趣のある小川などがありました。

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(滝のある池)

自然に出来たのか人工の物かわかりませんが、良い味が出ています。

我が家の庭造りの参考にしたいと思って、植えてある植物をジロジロ観察^^


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渓流のような小川…趣きがあります。


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とても広くて、見る所はいっぱいあったのですが、

友人との約束の時間が近づいていたので、急ぎ足で庭園を後にしました。




2日目の朝です。

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(B&B敷地内で採れた野菜たっぷりのポーチド・エッグ)


美しい朝食を頂いた後、敷地内をちょっと散策して…

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(B&Bに隣接する川)


今日の観光の目的地、ドライ・フォールス(Dry Falls)へ出発します。

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(延々と続く小麦畑)


この辺りは半乾燥地帯で、同じワシントン州内にあるとは言え、

私達が住んでいる(森と湖が多い)北西部とはガラッと景色が異なります。


B&Bからハイウェイで東へ1時間ちょっと、Dry Fallsに着きました。


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Dry Fallsはとてつもなく大きくて、幅5.6km、高さ1.2km、

この写真では規模の大きさがわかり辛いですが、

ナイアガラの滝と比べると、幅は約3.5倍、高さは2.5倍あります。



今から約2万年前、モンタナ州の天然氷河ダムが氷河期の終わりに決壊し、

巨大な洪水になってワシントン州、オレゴン州、アイダホ州まで到達しました。



今のオレゴン州都ポートランドが、ほんの数日で

1.2kmも水面下に沈んだほどの大規模な洪水でした。

その水量は、現在全世界で流れている川の合計の10倍位だったのではないかと言われています。



水は巨大な滝になって、このDry Fallsの場所まで激流となって押し寄せ、

滝の威力で平坦な土地の地盤がえぐり取られて水が溜まり、一時的に湖になりました。

洪水が引いた後に湖は再び乾いて、Dry Falls(滝の跡地)が残されたのだそうです。


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アメリカの有名な国立公園グランドキャニオンは、年月を経て少しずつ形成されたものですが、

このDry Fallsはほんの数日間の洪水で、ダイナミックに地形が変化した結果なのです。



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今は州立公園になっていて、中に入ればミニシアターがあり、

映画で、このDry Fallsの成り立ちについて説明を聞くことができます。

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壮大な景色の前のピクニックテーブルに座って、アメリカ~ンなランチ^^;



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by mimozacottage | 2016-08-09 01:14 | 旅行(アメリカ) | Comments(6)

動物王国ワイナリー~ウェナチー旅行記



1日目の夕食は、夫の友人夫妻の小さなワイナリーに招待されていました。

ディナーは7時だけど、動物や農場を見せたいから早めに来てほしいとのことで、

ちょっと早めにB&Bを出発しました。

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ワイナリーのご主人アレンはノルウェー出身、ワイン雑誌に記事を載せるジャーナリストでもあり、

ワインを造るほかに、趣味でビールも作っています。

アレンとうちの夫は、手作りビールが縁で知り合いになったのです。

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奥様のスーザンはニューヨーク出身、昨年まではコミュニティカレッジの数学教授でした。

今は菜園で野菜を作ったり、ブドウ畑の世話をするほかに、

バターを手作りしたり、自分で作ったオーブンの窯でパンを焼いたりしています。

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(スーザンの手作りバター)



そしてたぶん、彼女にとって何より大事な仕事は動物の世話です。



3匹の猫、家畜としては価値のない年取った3頭のヤギ、10頭のヒツジ、鶏、20羽くらいのカモ、

鶏はどうだったか忘れましたが、ヤギや羊は猫と同じように皆、

オペラやその他楽曲の歌手の名前を付けられて、ペットとして大事に育てられていました。

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私は旅行で家を空けることが多いのと命を預かる責任の重さを考えて、

自分ではペットを持ちたくないと思っていますが、

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捨てられたり行き場のない犬や猫、家畜としては価値のなくなった動物達を

愛情深く育てている人に対して、心から尊敬の気持ちを持っています。

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(撮影日の2日前に生まれたカモの雛鳥達)



アレンとスーザン、二人共私よりも一回り位年上ですが、

リベラルで私達とは話が合って、喋っても喋っても話が尽きません。



アレンはジャーナリストなだけに博識で饒舌、話し出したら止まらない人なので、

スーザンは時々アレンを止め、「ちょっと待って、ミモザが話したいかもよ。」と言って、

他の人より一歩遅れがちな私に話をするチャンスを作ってくれる、優しい人でした。


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家族の話題になった時、彼女はふと、

自分のお母さんはバレリーナで、お父さんは振付師のマイケル・キッドだと漏らします。


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私は映画やその他エンターテインメントの知識は皆無なので、その時は何の反応もできずじまい、

夫がマイケルは有名人だというので、後でオンラインで調べてみると、



マイケル・キッド:アメリカの映画界で超有名なダンサー兼振付師、

5回もトニー賞を受賞した実力派、 と書かれていました。

(なるほど…それで動物達にいろんな歌手の名前がついてたんだ。)

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スーザンはそれ以上のことは何も言わず席を立ち、家の中に入ったかと思うと、

羊の毛を紡いで作った自作の縫いぐるみの入ったバスケットを持って戻ってきました。

「ミモザ、この子達を見て!可愛いでしょ?」

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(1番下に写っている子が私のお気に入り)


促されて触ってみると、ふわふわモコモコと柔らかくて、

温かいスーザンの心がそのまま詰まっているような感じです。



手に取ってよく見ると、

ワイナリーでお土産として売られているもののようで、

小さな値札が付いていました。



お値段は、私の経済観念からしたら少しお高かったのですが、

こういう物はプライスレス(お金では買えない物)のような気がするし、

元々、私は動物達のために何か貢献したい気持ちがあったので、一目惚れした羊を買わせて頂くことにしました。


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(自宅に持ち帰った羊)


夫はスーザンにお金を支払い、次に私の方を向いて、

「結婚記念日(1か月前です)おめでとう!」と言いながら、ぬいぐるみを手渡してくれました。


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(向こう側がスーザン…よく見えませんが、写真と記事を掲載することは了承済みです。)


私達4人はその後も盛り上がって、ふと気が付くと時計は11時を回っています!

夫と私は通常パーティで早く切り上げる方なので、こんなに遅くなったのは初めてです。

再会を約束し、しっかりとハグをしてから、友人夫妻に別れを告げました。




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by mimozacottage | 2016-08-08 08:57 | 旅行(アメリカ) | Comments(2)

バラが出迎えてくれるB&B~ウェナチー旅行記



旅行は趣味の一つですが、

旅行の度に、コテージを離れたくないという相反する気持ちがあります。



特にこの時期は庭の植物達が心配で、

幼い子供に留守番をさせて外出する母親のような気分、

「私がいない間、あの子達(植物のこと)は大丈夫だろうか?」と気になります。



そしてコテージにいる時は庭にいるか、

3方が庭に囲まれた部屋で一日を過ごしているので、

ここを離れてどこかへ行く気になれないのです。




今回の旅行で、夫から素敵なB&Bを予約したと聞かされてはいたものの、

「コテージにいるほうがいいかもしれない。」

…家を出発しても、そんな気持ちが消えませんでした。



ところが、

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車がB&B(ペンション)のドライブウェイに差し掛かった途端、

「わァお~!」私のテンションもぐっと上がりました。



道の両脇にずら~っと、赤やピンクの可憐なバラの花が咲いて、

それも300~400mほど続いているでしょうか?

まるで皆で両手を開いて、私達を出迎えてくれるようです。

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バラの花に導かれて、B&Bの正面に着きました。




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総面積22エーカー(約2万7000坪)の広大な敷地は見渡す限り緑で、

その向こうは美しい川、

1900年の初めに建てられた館の中は、どの部屋からも庭の眺めが楽しめます。



ふふふ…B&Bの部屋から庭が見れないかもしれないと 真剣に心配してた私、

…とんだ取り越し苦労でした^^


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オーナー夫人のジュリーに案内されて、B&Bの内部を見て回ります。

リビングやダイニングも素敵だし、とにかくどの部屋も庭に面しています。




私達が予約したユニットは新しくて、そんなに趣きがない気もしましたが、

独立した入口があり、自宅で寛ぐように自由に振る舞えます。

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(ユニットに行く途中に咲いていたバラ)
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部屋に着くと、夫は言いました。

「今朝雨が降ったし、うちの庭の花は大丈夫だからね。

旅行を楽しもうよ!」


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(私たちが泊ったユニットのリビングスペース、窓の向こうはベランダと庭です。)


広い広い庭に取り囲まれて静かだし、

ここなら2晩ゆっくり眠れそう…



私はすっかり安心しました。







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by mimozacottage | 2016-08-07 03:15 | 旅行(アメリカ) | Comments(4)