夫の英語の教え方は厳しい




私は英語が発展途上のまま、50歳を過ぎてアメリカに移住した。

言語を習得するには遅すぎる?年齢だ。




今、英語をしっかり身につけなければ、

アメリカで生きていけないのではないか?という焦りがあって、

日本語の本もテレビも全部封印して英語を勉強したが、家での会話は日本語が多かった。




夫の日本語(日本人並み)と私の英語を比べると、

日本語を使う方が、二人の意思疎通の効率がはるかに良いからだ。




しかし密かに、アメリカで英語をネイティブ並みにしようと決心していた私は、

思うほど会話が上達しないことに悩んでいた。




既に50代の後半になっていたある日、意を決して、家でも英語を話したいと夫に言った。

英語を母国語とする夫には簡単な申し出だと思ったのだけれど…

思いがけなく、夫の強い反発に遭った。




日本語が好きでたまらない彼にとって、

「家庭」とは日本語を話す場所、日本語を話せないと寛げないと言う。




私は半分泣きながら、抗戦した。「今の私の英語では、アメリカ人と対等に生きていけない。

発音や文法の間違いを正してくれるのは、家族だけだと思うのに…」




頑固者の夫もついに折れて、英語で話してくれるようになった。

ただ彼は、教えるとなると徹底的で、とても厳しい。

英語の途中で(どんなに難しくても)日本語を混ぜるのはダメ、発音も文法も完全を要求する。




発音は、子音ではRとLは勿論、FとH、VとB、Wと母音のUの違い、

母音では特に、arと「er, ir, or, ur」の違い、

例えば、車のCar(カー)と道端のCurb(カーブ)のカーは、

日本語で発音すれば、どちらも同じ「カー」であるが、

英語のCarとCur(b)は、アメリカ人にとってはまるで違う音に聞こえる。




あとはUが無い所に、Uの音が入ってしまう。

例えばSmithの最初の音を日本語の「ス」と同じように発音してしまうと、

アメリカ人の耳には、Sの後にUの音がはっきり聞こえるのだそうだ。




元々私は英語は音から入り、英語の音が好きでたまらないので、

ちょっとやそっとの努力は全く苦にならない。

夫の厳しい訓練のおかげで大体のことはクリアしたが、今の課題は母音のOである。




アメリカ英語では、Oを日本語の「オ」と同じように発音することは少ない。

「オ」と「ア」の中間というよりも、もっともっと「ア」に近い音か、

「オゥ」に近い音のどちらかが多い。




アメリカに来る前は日本で人生の大半を過ごした私、

”Olive"のOの音、”Oil”のOの音、そして”Post”のOの音も全部、日本語の「オ」と同じ音で発音していた。

(アメリカでは、OliveのOは「アに近いオ」、Oilのオは「オ」で、PostのOは「オゥ」と発音する。)




それを今更、Oの音を全部「アに近いオ」、「オ」、「オゥ」の3種類に、

いつも完璧明瞭、かつ瞬時に使い分けよと言われると…

それは私にとって、ロッククライミング級の崖を登れと言われるのに等しい。

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はあ('◇')ゞ…

(画像はお借りしました。Borrowed Image from Organicthemes.com)




文法は、冠詞、(不)可算名詞、前置詞、時制の一致…

このうち私にとって一番難しいのは冠詞で、冠詞の有無、それに加えてaとtheの使い分け、

もう一つは、後ろに続く言葉や文の内容に合わせて、1つ1つ憶えないといけない前置詞だ。




これらはロッククライミングとは言わないが、やっぱりため息が出る…はあ('◇')ゞ




でも、良いニュースもある。




ここまで頑張っていると、周りにもそれが伝わり、

「全人類が完璧な英語を話して当たり前」という態度を取りがちなアメリカ人でさえも、

頑張ってるノンネイティブのおばさんを助けてやりたいと思うみたいだ。




前置詞の間違い位なら、家族でなくてもちょこちょこ直してくれる。

そういう訳で、今日も「限りなくネイティブに近い英語」を目指して勉強中(^_-)-☆



それでは皆様、幸せな一日をお過ごし下さいね!


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by mimozacottage | 2018-03-27 03:27 | 英語・英語の記事
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