しばらくお休みします。


折角訪ねて下さったみなさま、すみません。

しばらくお休みします。

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# by mimozacottage | 2018-11-28 20:57 | ご挨拶

パエリアで祝った二人だけの感謝祭


昨日アメリカは感謝祭だったが、我が家は二人だけで過ごした。

12年前私がアメリカに移住してから、二人だけで過ごす感謝祭は多分初めて。

あったとしても思い出せない。



はじめは隣町に住む夫の長男一家と過ごす予定だったが、

私が時差ぼけから回復していないので、予定をキャンセルした。



アメリカに帰って、もう2週間が過ぎたと言うのに、

朝5時にやっと眠気が来て、午後目覚めたり…私の体内時計はもうめっちゃくちゃ、

日中の用事があまりできず、

昼夜逆転生活をしているティーンエイジャーのようだ。



一足早く時差ぼけから回復した夫ははりきって感謝祭にパエリアを作るというので、

私は5分でできる芽キャベツのソテーとりんごケーキを作ることにした。



感謝祭のデザートには、アップルパイやパンプキンを作る家庭が多いが、

アップルパイはバターを沢山使うので、うちはダメ、

バター無し、リンゴの甘味で食べるダイエットケーキが良いだろう。



夫と私は日本旅行中に膨らんだ胃袋を縮める必要があるからだ。


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感謝祭は、アメリカ大陸に入植したイギリス人達が

先住民に助けられて農作物を収穫できたので、

助けてくれた人達を食事会に招待し、感謝の気持ちを伝えたことから始まった…と言われている。



普通は七面鳥、マッシュポテトやグレービー等の伝統料理で祝うが、


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(パエリア、芽キャベツのソテー、りんごケーキ)



我が家は(というか、夫は)スペイン料理のパエリアを作った。



イギリス人入植者に限らず、この国に住んでいる大部分の人は移民か移民の子孫達なのだが、

今アメリカでは、ラティーノ(スペイン系の先祖を持つ人達)に、

証拠もなく「犯罪者」というレッテルを張って排除しようとする動きがある。



夫と私はスペイン料理で感謝祭を祝い、

ラティーノの人達がアメリカにいることに感謝する。

いい気分だ。


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私達が日本からアメリカに帰って最初の外出は、馴染みのイタリアンレストランだった。



その時、水くみ係の新人ウエイターさんが入っていて、

英語があまりわからないらしく、困った様子だったので、

夫が咄嗟にスペイン語で、 ”¿Hablas español?”(あなたはスペイン語を話すのですか?)と訊くと、

ウエイターさんの顔にみるみる笑顔が広がり、私達はスペイン語で自己紹介し合った。



その時、私はつくづく「ああ、アメリカに帰って来たのだな~!」と実感したのだった。

アメリカは移民の国なので、この国の歴史の大部分は良くも悪くも移民達が作って来た。

ラティーノ達は現在の歴史を作っている。



排除しようする人達は、自分達の両親や祖先が移民だったことを忘れているし、

普段、どんなにラティーノの人達にお世話になっているのか考えようともしない。



彼らは安い賃金でアメリカ人のやりたくない仕事をやって、税金を納めている。

今や、アメリカの経済を支えている移民達の中で一番大きいグループだ。

その人達がアメリカからいなくなれば、困らない人はほとんどいないだろう。



ディナーを食べながら、夫と私はそんなことを話した。


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りんごケーキは甘さ控えめ、

ちょっと感謝祭らしくしたかったので、粉砂糖をかけました。

あれ?ダイエットは…?



それでは皆様、幸せな一日をお過ごしくださいね!

読みに来て下さってありがとうございます。



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# by mimozacottage | 2018-11-24 12:56 | アメリカ文化・社会

羽田空港への電車+ブロ友さん+居酒屋での事件~東京 &エピローグ: 日本旅行その5



アメリカへ帰る前日の朝、一日早く帰国の途に就く娘夫婦を見送るために羽田空港へ行った。

出勤するサラリーマンと同じ時間帯に電車に乗ったので、久々に東京のラッシュアワーを体験、

長閑なコテージでツルハシを振り上げる生活とかけ離れていて、新鮮であった。



若い人達に混じって、私と同じ年頃の女性がチラホラいらっしゃる。

皆さん体が引き締まってお洒落だ。日本人女性はしゃきっとして美しい。



空港に着いて、セキュリティ付近で娘夫婦を見送ると、一人ぼっちになった。



子供達と別れた後、いつもはしばらく力が抜けるが、

その日は友人と会う約束が2つあって、そのひとつは時間が迫っていたので、

早くホテルに帰り着くことや、待ち合わせ場所への行き方を考えて気が紛れた。




午後、六本木で初めてお目にかかったのは、英語が縁でブロ友になった淑女2人、

地下鉄で迷いに迷って、約束の時間に遅刻してしまった夫と私を

気持ちよく許して頂き、心づくしのお土産まで頂いた。

美しく愛らしいお二人は、撮らせて頂いたスナップショットを記事に載せたい程である。(*^^*)


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熱心な英語学習に加え、お仕事をされながら家事が完璧だったり、古典の造詣が深かったり、

才能溢れる方達で、もっともっとお話を伺いたかったが、

楽しい3時間余りはあっという間に過ぎた。



夜は品川駅そばの「魚〇」という居酒屋で夫の友人達と会食、

男性達は夫の元同僚だけど、その一人の奥様Tちゃんは、

ワシントン州の我が家に来て頂いたので、もう、私の友人と言える。



ITの先端技術の話に花が咲く男性達を横目に、Tちゃんと私はテーブルの片隅でささやかな「女子会」をする。

食べ物は美味しく、旧交を温めることが出来て、文句のない食事会だったが、

お開きで帰ろうとした時に、小さな事件が起きた。



5階靴脱ぎ場近くのエレベーター横に灰皿が置いてあり、一人の男性が煙草を吸っていた。

私達がエレベーターを待ってる間にもう1人喫煙者がやって来て、

顔に煙がかかるほどの至近距離でタバコを吸い始めた。

狭い空間に煙が充満し、私は匂いに咽せて気持ち悪くなった。



夫は「なんで人の近くでタバコを吸うんだ!なんでここに灰皿が置いてあるんだ!」と怒り始めた、

友人達も「こんなところに灰皿なんて…最悪だ!」と怒る。

エレベーターはやって来たが、煙はエレベーターの中へも吸い込まれて行く。



夫の顔は怒りで真っ赤になり、私も煙に耐えられなかったので、

外の空気を入れようとエレベーター横のドアを開けたら、非常階段が見えた。

「ア~、いい空気、気持ちいい~!私はここを降りて行くわ。」



エレベーターに乗るのを諦めて、非常階段を降りることにした。

あとの人がついて来ても来なくても関係ない。

たばこの煙をこれ以上我慢するのは嫌だった。



非常階段の5階は階段の隙間から地面が遥か遠くに見えて、

高所恐怖症の私は足がすくんだけど、

綺麗な空気にひんやり頬を撫でられて、気持ち良かった。



地面に立って初めて後ろを振り返ると、

夫も友人達も全員揃って、トントントントン非常階段を降りて来るのが見えた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エピローグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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道後温泉(愛媛県松山市)

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松江城のお堀(島根県松江市)



日本は美しい国だ。

食べ物は美味しいし、人々は親切、何処へ行っても清潔で安全で、

旅をするのに、こんな素晴らしい国が他にあるだろうか?


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東京タワーから見える都心と東京湾

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増上寺境内の催しでトランペットを体験(東京都港区)

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和風カフェ(山梨県甲府市)
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オルゴール美術館(山梨県南都留郡河口湖町)

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最後に泊まったホテル、京急EXホテル品川のイルミネーション(東京都港区)



夫と私が日本旅行中に受けた数々のご親切を思い出すと、今も心が温かくなる。

感動が多過ぎて、ここに書き切れないほどだ。



反対に、私達が日本に行って困るのはたばこの煙だけ。

レストランや居酒屋でタバコが禁止されそうだというニュースを読んだのに、立ち消えになったのか、

何処へ行っても灰皿が置いてあり、案の定、たばこの煙に散々悩まされた。



100人のレストラン客の中に、喫煙者がたった一人でも混じっていれば、

あとの99人は間接喫煙を強いられる。それは理不尽というものだ。

何故、そこまで喫煙者を甘やかさないといけないのだろう?

そして、非喫煙者の権利は踏みにじってもいいのだろうか?



日本のレストランは何処へ行っても美味しい。

旬の素材を選び、素材の持ち味を引き立てる味付けで丁寧に準備され、

見た目にもこれほど美しい料理はない。

世界に誇れるものだが、たばこの煙が混じると、それが全部台無しになってしまう。



日本が真剣に観光立国を目指すのなら、どんな対策よりも真っ先に、

喫煙に対する法的基準を改める必要があると思う。



長い旅行記をお読み頂き、ありがとうございました。


それでは皆様、幸せな一日をお過ごしくださいね!
読みに来て下さる方にいつも励まされています。



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# by mimozacottage | 2018-11-17 13:52 | 旅行(日本)

オルゴール美術館~河口湖 & 娘夫婦と最後の夕食~東京: 日本旅行その4



夜明けにやっと眠りについた翌朝は体がだるかったが、

前日に姉と「オルゴール美術館へ行きたいね。」と話していたので、

夫と3人で行ってみることにした。

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河口湖を借景にして作られた「オルゴール美術館」はミニミニお伽の国、

17世紀の街並みを保存したベルギーのブルージュという町を思い出させる。

尤も、規模は100分の1あるかな?といったところ。



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これから向こうは、残念ながら撮影禁止。



オルゴールは格調高いものや、先端技術を組み込んだCDプレーヤーのようなのがあって、

少し食指が動いたが、夫は興味無さそうだったので、

バラ模様のハンカチと布巾とボデイタオル…薔薇づくしでささやかな買い物。


オルゴール曲と言えば、私が生まれて初めて聴いたのは「アマリリス」、

この曲は童謡にも歌われている。


「アマリリス」岩佐東一郎 作詞

みんなで聴こう
楽しいオルゴールを
ラリ ラリ ラリラ
調べはアマリリス

月の光
花園を 青く照らして
ああ 夢を見てる
花々の眠りよ

フランスみやげ
優しいその音色よ
ラリ ラリ ラリラ
調べはアマリリス



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お伽の国っぽいパイプオルガンのある小さなコンサートホールもあって、

実際にコンサートが楽しめるようだ。

興味駸々だったが、帰りの時間に間に合いそうもなかったので諦めた。



羽田空港行きの高速バスに乗る姉とは河口湖駅で別れ、夫と私は東京を目指して富士急行に乗った。

終点の大月駅で、「ミモザ、着いたよ!」と夫に起こされるまで、電車内で爆睡してた。

東京では娘夫婦と過ごす時間を思いきり楽しみたいので、昼寝で体がしゃっきとして嬉しい。



品川のホテルに着くと、一刻も早く会いたい気持ちで娘に電話したが、

娘夫婦はこれから東京タワーに行くところだそうで、「夕食前にホテルの部屋へ行くね。」と言われた。

親が子供を思う気持ちは片思いに似ている。(*^^*)




夫とイタリアンパブでデートの後、夕食は一人で出かけたいと彼が言うので、

夕食は夫抜き…水入らずと云うのではないが、

夫が一人で時間を過ごしたいと言う時、止める気持ちはない。



娘夫婦と日本で最後の夕食、私は二人の顔を見ているだけで幸せだった。



娘婿のM君は娘が大学留学時代に知り合った。

英語が第一言語であるが、日本語と中国語を勉強し、日本語は最近仕事で使うのでメキメキ上達して、

「日本語熱には誰にも負けない」と自負する夫が感心するほどだ。



M君が英語を使う時は私のことを”Mom”と呼び、日本語の時は「お母さん」と呼ぶ。

私も英語の時は彼を”M”と呼び、日本語で話す時は”Mちゃん”だ。

M君は立派な社会人であるが、自分の子供のように可愛くて、

何より、娘を大切に扱ってくれるのが嬉しい。



それでは皆様、幸せな一日をお過ごし下さいね!

読みに来て下さる方にいつも励まされています。
ありがとうございます。


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# by mimozacottage | 2018-11-15 10:48 | 旅行(日本)

宝石のようにキラキラした時間~甲府 & 贅沢で悲しい河口湖: 日本旅行その3



次の目的地、山梨県甲府市へはシンガポール在住の娘夫婦と

「姪に会いたい」とわざわざ四国から上京した私の姉が加わり、総勢5人で行った。



甲府行き特急「あずさ号」の指定席は、

姉が通路を挟んでひとつ後ろ、娘夫婦が私達と同じ列の2つ後ろ、

私は娘の顔が見える席に座りたかったが、それは叶わなかった。



夫か娘婿に席を代わってもらえば、娘と一緒の席に座れるが、

そこまでするのは遠慮があった。

隣同士でなくても、「娘がすぐ近くにいる、同じ車内で同じ空気を吸っている。」と思えば、それだけで嬉しかった。



これを読んでいる方は、

「何と大袈裟な!」と思われるかもしれないが、子供達が全員、

ひょいと飛行機に乗って行ける距離に住んでいない私は、いつも子供が恋しい。




新宿から1時間半ほどで甲府駅に着いたが、ホテルの迎えのバスはないので、

皆でスーツケースをゴロゴロ引きながら、15分ほど歩いて行った。

「甲府で一番人気」という触れ込みのホテルは、

同じ面積でなるべく多くの収益を上げるためにデザインされた作りで、ガッカリだった。



部屋の窓から見える景色も、古い倉庫の裏やガタガタの屋根瓦が見えるだけで興ざめだったが、

娘が同じ屋根の下にいると考えたら、そんなことはどうでもよくなった。

夫はスーツケースを開けて着替えを取り出すと、そそくさと温泉に行った。


彼は時々ふいに単独行動を好むので、そういう時は自由にしてもらう。

残り4人で町を散策することにして、

和風カフェに入った後、舞鶴城跡公園へ行った。



辺りは薄暗くなっていたがこの城跡に門限はなく、入場料も無料、だけどとても綺麗に手入れされている。

「本丸」跡地に上ったところで、夫から私達の居場所を尋ねるメールが入り、こちらに向かうとのこと。

顔も見えない暗がりの中、やっとの思いで夫と出会え、

彼の希望で、地ビール醸造所兼パブ ”Outsider’s Brewery" にて全員揃って夕食した。



料理もビールも美味しく+店内が全面的に「禁煙」なのが嬉しかった。



次の日、朝食が美味しくて、ホテルのマイナスイメージ僅かに払拭💦

午前中は娘の希望で山梨県立美術館へ…

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この美術館はミレーの大作が常設展示されているので有名だそうだ。

甲府駅からバスで15分ほどで美術館に着いた。

広く、手入れの行き届いた美術館の敷地は緑が多くて、淡く色づき始めた樹々が美しかった。

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(ミレーに加えて、バルビゾン派から印象派への架け橋になったドービニーの特別展開催中)



ミレーの「種を蒔く人」「落穂ひろい」を感慨深く眺めた後、コローの作品が目に留まる。

暗い色調が特徴のコロー、その一つに田園風景画があった。

空や森だけでなく、人物の服の色も暗いが、

下方の中心辺りだけ突然光が当たったように、明るい白とブルーで湖が描かれている



私は少し離れて歩いていた娘に近づき話しかけた。

「水の色が綺麗ね!」



「ホントホント、すごく綺麗~!」

彼女は笑顔で頷き、二人一緒に絵に見入る。

宝石のようにキラキラした、至福の時間だった。



午後はワイナリー見学、

老舗ワイナリーと聞いてかなり期待したが、これはハズレだった。



翌朝、姉と私達夫婦は次の旅先である山梨県河口湖に向かい、

東京に用事があった娘夫婦とは、

「あとで東京で会おうね!」と言って、ホテルのロビーで別れた。



JRで中央線大月駅まで行って、富士急行の河口湖行きを待っていたら、

たまたま観光列車がやってきたので、それに乗った。

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(車内の作りも変わっていて、観光案内がある楽しい観光列車)

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(途中見えた富士山:残念ながら雲がかかっている。)



河口湖に来たのは富士山を間近に見るためだが、生憎の曇り空だった。

ホテルのチェックインまで時間があり、

夫がひとりで散歩したいと言うので、姉と私はロープウェイに乗った。


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ロープウェイや山の上から見た景色は、壮大だった。

姉と山の上のベンチに座り、コーヒーを飲みながら

小さい頃の思い出、現在や将来のこと等、とめどなく話をした。



何でも話せる、親友のような姉がいて嬉しい。


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旅館「花水庭おおや」のロビー


夜は今回の旅行で一番上等なホテルに泊まり、美味しい夕食を頂いた。


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新しい畳の匂いがする立派な部屋、

出来ることなら、娘夫婦もここへ泊まらせたかった。



子供達が小さい頃、ほとんど旅行に連れて行ってやれなかったし、

いっぱい苦労を掛けたのに、人生が180度変わった今の私はこんな贅沢な旅をしている。

何だか切なく、言葉に表せない気持ちもいろいろあって…その夜は眠れなかった。




それでは皆様、幸せな日をお過ごしくださいね!

読みに来て下さる方にいつも励まれています。
ありがとうございます。





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# by mimozacottage | 2018-11-13 09:09 | 旅行(日本)