カテゴリ:旅行(アメリカ)( 13 )

夫の故郷~ユタ州スプリングビル



家族旅行最終日は、明け方に帰路に発つ夫婦が何組かいるので、

最終日前夜のディナー後、

この旅を企画した次男クラークから、総括というか別れの言葉があった。



私は今回が初参加だったが、その時まで、自分は皆から特に気に留められている訳ではないと思っていた。

おおらかで、人の事を気にしない一家らしく、

珍しい家族(私)が初めて加わっても、特別親切だったり気にかける様子もなかったからだ。



私はあれこれ世話を焼かれるよりも、放っておかれる方が好きな性質なので、

それでちょうどよかった。



だから、クラークの言葉を聞いた時は本当にビックリした。

「何もかもうまく行き、皆で楽しい時を過ごせて、本当に素晴らしい旅行だった。

でも特別よかったのは、ミモザが参加してくれたことだ。彼女と過ごした時間は素晴らしかった!」




すると、皆口々に、「ミモザをよく知ることが出来てよかった!」

「なんて気持ちのいい人なの!」「あなたといると楽しいわ!」と言ってくれた。



メグ姉さんは、「ミモザがベスに巻き寿司の作り方を教えるのを見てるのが、もうホントに楽しかったわ!」と言い、

「そうそう、あれがこの旅のハイライトよ!」とジョー姉さん。



さらに続けて、”Mimoza, you are delightful!"

文字通りに訳すと「あなたは喜びに溢れてるわ!」…だが、ちゃんと訳すのは少々照れる。

「なんて素敵な人なの!」という意味です。こんなこと、誰にも言われたことがないもんで…テレテレ(〃▽〃)ポッ



旅行前は、「義理兄弟達と一つ屋根の下で4泊5日も過ごして、大丈夫かな?」と思ったが、

最後は「この人達ともう少し一緒にいたい。」とさえ思い、

皆と別れのハグを交わす時は、何か込み上げるものがあった。



4泊5日の家族旅行を終えた朝、夫と私はこの旅の最終目的地、

夫の故郷、スプリングビルという町を目指した。

雪を被った美しい山ティムパノーガスが見えてくると、故郷に近づいたと感じる。

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ティムパノーガス


町には夕方近く着いて、ホテルに一泊した翌朝は町をプチ観光した。

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夫は自分の故郷を「田舎者だらけのつまんない町だよ。」と謙遜するが、

実は「アートの町」という異名がある美しい町、

最初に、夫が子供の頃からあったという古い美術館を訪ねた。

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私は静かな日常を切り取ったような絵が好き♡



次に訪ねたのは、夫が2歳の時から暮らした家だった。

この家は義母が亡くなった後(7年前)に売りに出し、今の持ち主は見知らぬ人なので、

外から家の写真だけでも撮らせて頂こうと思っていた。

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私達が最後にここへ来たのは、脳梗塞で倒れた義母の引っ越しを手伝った時だ。

新しい持ち主は元の古い家を全面的に改装し、

今は100%見違えるほど素敵な家に変身していた。




感慨深く眺めていると、偶然、現在の持ち主であるC氏が外出から帰ってきたので、

夫が「元の持ち主の家族です。」と素性を明らかにした。

「だったら、あなた達はマーチ家(仮名)の方ですか?」と聞かれたので、

「そうです。」と答えると、

「よければ、中をお見せしましょうか?」と仰ったので、有難く中に入れて頂いた。

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キッチン
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リビングルーム

この小さい家に、かつては夫の両親と子供8人、合計10人家族が住んでいた。

8人の子供達を育てるために、仕事を3つ掛け持ちした父親を助けて、

夫や他の兄弟姉妹達も全員、小さい頃から新聞配達や牛乳配達、自宅や親戚の農場で一生懸命働いた。

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裏庭から眺めたところ:真ん中辺りの住宅地まで、昔は夫の実家の果樹園だった。


義父(夫の父親)は忙しく働く合間に、8人の子供達をトラックの荷台に乗せ、

皆でテントに泊まりながら、家族旅行に出かけたそうだ。

夫の兄弟達が旅行やハイキング好きなのは、そんな家庭環境が影響している。


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最年少の4女エイミー(真ん中:55歳)が、最年長の長女メグ姉さん(右:72歳)の腕を取って歩く。
二人の年齢差は17歳。メグ姉さんは元看護師、エイミーはER(救急救命)医。
左はエイミーの夫ジェフ。



貧しくても、いつもささやかな楽しみを見つけ、笑いが絶えなかった一家、

そんな家族の一員になり、家族旅行に参加できてよかった…

心からそう思った。



長い旅行記をお読み頂いてありがとうございます。
私は一昨日夕方コテージに帰ったばかりですが、これからすぐ別の旅に出発します。
時間があれば旅先でブログを更新します。皆様、お元気で(^_-)-☆

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by mimozacottage | 2018-10-24 00:04 | 旅行(アメリカ)

義理兄弟と巻き寿司作り & ハイキング三昧


家族旅行3日目は、南ユタの国立公園でも最も有名で、

険しいハイキングコースのデリケート・アーチ(Delicate Arch)へ行った。


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ハイキングコースの入口付近、岩だらけで動物等何もいそうもない所に、

突然小川が現れ、カモの親子連れが泳いでいた。

癒される~(≧▽≦)



最初は普通のハイキングコースで簡単に歩けたが、途中から道なき道、

岩に打ち込まれた道しるべを頼りに、巨大な岩面の上を歩く。

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巨大な岩面がどこまでも続くハイキングコース。

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道しるべ

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石が積み上げられただけの道しるべ。

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目的地のアーチ付近は絶壁の崖、道幅は1mもない所もある。

高所恐怖症のミモザは山にへばりつくようにそろそろ歩き、

運悪く崖側で人とすれ違う羽目になった時は、恐怖で足ががくがく震えた。



そして、必死の思いで写真を撮った…(´;ω;`)


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デリケート・アーチ


ちょっと見ただけでは大きさがわからないと思いますが、

アーチ中央下の方に赤い服を着た女性が立っているので、その人と比較して、

このアーチがどんなに大きいものか想像できるでしょうか?

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次女ジョー姉さんは足に不安があって、

このハイキングを見送ったので、今日は7人だけ。


この日の夕食は長女メグのラザニア、次女ジョー姉さんの夫ウイルのサラダ、ミモザの巻き寿司。

巻き寿司作りは炊飯器が無かったので、ご飯を炊くのが大変だったが、

必要な材料は地元のスーパーで買って来て、(巻き簾と海苔はワシントン州から持参)

義理兄弟達に作り方を教えた。



兄弟+配偶者の中には、寿司が大好きで自宅で作る人もいれば、

海苔を指さして、「この紙のような、黒いものは何?」と聞く日本食超初心者もいた。


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「べスちゃん、あんたにそんなこと、出来るのかえ~?」

心配そうに横から覗き込むメグ姉さん(右)と私の手元を一生懸命見ている妹ベス(左)、

ベスに作り方を教えているミモザ (手だけ出演:美しくない手でごめんなさい。)


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ジョー姉さんの夫ウィル

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(ネギトロ巻き、アボカド巻き、スモークサーモン巻き)


夕食用に切った巻き寿司は、ベスとウイルが巻いたものだけ、

初めてにしては、上手くできたでしょ?

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メグ姉さんのラザニアと一緒に

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食後、トランプに興じる義理兄弟たちを横目に、私はPCでせっせと写真の整理をしている。




家族旅行4日目、山の近くは濃霧で先が見えない。

最初に行ったのは、安全で短いハイキングコースだった。

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メイサ・アーチ(Mesa Arch)


遅れてやって来たメグ姉さんの夫ジョンが加わったが、

足の都合で3男ゲラルドが不参加だったので、この日も総勢14人 (夫は後列右端、ミモザは前列右端)

ここからの見晴らし、天気の良い日は絶景なのだそうだ。



その次に行ったのがフィッシャー・タワー(Fisher Tower)。

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この日は8人兄弟揃い踏み:右端が夫

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ディナーは3男ゲラルドのベイクドポテトと

4女エイミーの夫、ジェフが作ったチリビーンズ

この日も美味しかった~ 😋



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by mimozacottage | 2018-10-22 02:21 | 旅行(アメリカ)

義理兄弟姉妹と集合写真 & 国立公園のハイキング



夫の家族は離婚が少ない。アメリカでは珍しいことだと思う。

8人兄弟のうち、離婚を経験したのは夫ただ一人だけ。当然ながら再婚したのも夫だけ。

だから、私が一番後からこの家族のメンバーに加わった。言わば新参者だ。




その上、彼ら(他の兄弟姉妹達+配偶者)は保守的で信心深く、

夫と私はリベラルで宗教を持たないので、今まであまり接点が見い出せず、

彼らとのお付き合いは、一歩も二歩も距離を置いて来た。




さらに、私はただ一人の外国人で食事や習慣も違う。

だから、いきなり寝食を共にする家族旅行に参加するのは、ちょっと勇気が要った。




とにかく、「まな板の鯉」のような気持ち。

まあ、それほど大袈裟じゃないけど、なるようになるさ…そんな気持ち、

ワクワクするような期待があるわけではない。



だけど、考え方は違っても、夫の家族はおおらかで、人のことなど気にしない人達だから、

私も彼らのことを気にしないで、自然体に振舞おう。

そして、何があっても、笑顔とポジティブな気持ちを忘れないようにしようと心に決めた。





最初の夜は、店で注文した出来合いの料理を食べながら、全員でミーティング、

この旅行をオーガナイズした義弟(次男のクラーク)から、旅の日程が発表される。

4日目に予定されていたコロラド川の川下りは天候の都合で中止になり、

3日間ハイキング三昧になるそうだ。ちょっと残念。。




ミーティングの後はトランプ(大統領ではなくてカードの方)に興じたり、

兄弟の小さい頃の思い出話に花が咲いた。



夫の兄弟姉妹は全員、面白いことを言うのが大好き、

その一方、配偶者達は大人しい人が多い。

兄弟たちの笑い話を黙って聞きながら、時々一緒に笑っている。

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(冗談を言って笑ってる夫の兄弟姉妹達、立っているのが夫。
向こうではトランプに興じてるグループ。
テーブルに足を投げ出して…私は慣れたけど、日本人から見たらリラックスし過ぎ?( ;'∀'))



夫たちの昔話は爆笑ものの連発で、「この話、面白いから覚えておこう。」と思っても、

次から次に面白い話が出てくるので、覚えられない。

中でも、8人兄弟ならではの面白いエピソードだと思ったのは、3男ゲラルドの話だった。




義妹(3女のべス)が4~5歳の時、

彼女が何かに腹を立て足で床をドンドン踏み鳴らしながら、こう言ったそうだ。

「もう、頭に来た。私は今夜ご飯食べないからねッ!いい、みんな?」



そしたら、「ベスちゃん、そんなこと言わないで一緒にご飯食べようよ。」なんて言う人は誰もいなくて、

「おっ!いいぞ~!一人減ったから、今日はいつもより沢山食べれるぞ~!」と言って、

兄弟たちは手を叩き、皆で大喜びしたのだそうだ。



子供が8人ともなると、生存競争が激しかったのね~ (;'∀')


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翌朝は8時に朝食、9時に全員で、

アーチス国立公園内のランドスケープ・アーチへのハイキングに出発した。

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「みんな~、お腹を引っ込めて~!」の掛け声と共に、

ハイキングコースに入る前に撮った写真。

(まだしっかり出てますよ~💦)

左から長女メグ、次女ジョー、長男ダーウィン(夫)、次男クラーク、
4女エイミー、3女ベス、4男ウォーリー、3男ゲラルド



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兄弟の横に配偶者達一人ずつ並ぶ…一人は不参加、一人(長女メグの夫)は遅れて来たのでこの時点で14人。

左から4番目が夫、その右がミモザです。

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(ランドスケープ・アーチ)




ハイキングから帰って、思い思いの午後を過ごした後、

この日のディナーは、

カリフォルニアに住む3女ベス&ブレント夫婦によるメキシカン料理。

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カリフォルニア名産の新鮮なアボカドを大量に持参して、

美味しいグァカモリやタコスを作ってくれた。

すご~く美味しかった!😋




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by mimozacottage | 2018-10-21 02:43 | 旅行(アメリカ)

ユタ州立公園 & 義理兄弟と家族旅行~モアブ




夫と私がユタ州に来た目的は、夫の兄弟姉妹とその配偶者達との旅行です。

南ユタにある国立公園内をハイキングしたり、筏(いかだ)でコロラド川の川下りをする予定です。



ソルトレークで2泊した後、

車で3時間余りユタ州を南下して、モアブ(Moab)という小さな町を目指しました。



モアブは周辺に大きい2つの国立公園があり、

川下り、ロッククライミング、スカイダイビングなど、アウトドアスポーツのメッカとして有名です。

アメリカには50余りの国立公園があるのですが、そのうち5つがユタ州にあります。



ユニークな地形のユタ州は、

国立公園でなくても、壮大な自然美を誇る公園が沢山あって、

そのほとんどが南ユタ(ユタ州南部)に集中しています。



モアブに行く前に、二人でちょっと観光しようと、

Dead Horse Point(死馬の岬)という州立公園へ行きました。


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「死馬の岬」とは変わった名前ですが、この名前の由来はいくつかの説があります。



その一つは、昔、馬泥棒が馬を市場で売ろうと野生馬を捕まえて岬へ追い込み、

柵を作って閉じ込めた後で、泥棒が捕まって刑務所に入れられたため、

沢山の馬が岬に取り残されて、餓死したというものです。


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壮大な景色の岬、今は大勢の観光客が訪れる観光名所になっていますが、

岬の先端は目が眩むような絶壁になっていて、馬がここに閉じ込められれば、

確かに、何処へも逃げることが出来ないと思いました。



Dead Horse Pointで軽いお昼を食べた後、急いでモアブのロッジに向かいます。



夫の兄弟と配偶者達が二年毎に行う家族旅行は6年前から始まり、

今まで私達も招待を受けていたのですが、

夫の体調や、私が当時通っていたカレッジの都合で参加を見送ってきたので、

私達にとっては、今年が初めての参加です。




兄弟が一緒に旅行するのは別に珍しくないと思いますが、特別なのはその参加人数です。

夫の兄弟姉妹は8人、さらに配偶者達が加わるので全員で16人、

16人の家族が一緒に旅をすることは、あまりないと思います。



今回は8組の夫婦のうち、都合で来られなかった人が一人いたのですが、

義妹(3女べス)の19歳の息子が1人飛び入り参加したので、合計は計画通り16人、

ジジババに若者が一人混じって、カメラマンの役を果たしてくれました。



最初、夫から1週間の家族旅行と聞いた時、

義理兄弟と寝食を共にしながら、1週間も一緒に旅をするのは、

ちょっとキツイかな?と思ったのですが、

よく聞いてみれば、4泊5日とわかって、ちょうどいい長さだと思いました。



そして、全員で一軒家に泊まると聞いたので、

8組の夫婦が一緒に泊まれる家って、一体どんな家だろう?と思っていたら、



理想の家が見つからなかったので、その代わり、

コンドミニアムを2軒借りて、夫婦4組ずつに分かれて泊まり、

食事や団欒の時は一つのコンドーに集まって、全員一緒に過ごすという案に替えたそうです。


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コンドーの正面:中はキッチン、ラウンジ、4つのベッドルームがあり、

共有スペースにはプールと小さなお風呂がありました。




朝は皆で観光し、午後は一人ひとり気ままな時間を過ごし、

夜は交代で食事を作って、皆で一緒に食べるという4泊5日をここで過ごします。



このコンドミニアムの前に立った時、

習慣や考え方の全く違う義理兄弟姉妹達と無事に過ごせるだろうか?

私はハラハラ、ドキドキ…緊張がマックスに達していました。



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by mimozacottage | 2018-10-20 06:53 | 旅行(アメリカ)

草間彌生さんの絵 & 夫の旧友と再会~ソルトレーク


沢山の球根を血眼で庭に植えた翌朝、

ソルトレークへ向かって飛びました。

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(飛行機から見えたレイニア山:日本の富士山に例えられることがあります。富士山より少し高い)



私達の座席の担当CAは、なんと日本人の方!

英語が完璧だったので、最初はわからなかったのですが、

5歳の時に両親と一緒にアメリカへ来たそうです。



アメリカ国内線で、CAが日本人だったのはこの時が初めて、

気配りが行き届き、さすが日本人!「嬉しいね~!」夫と顔を見合わせます。

飛行機はその日午後早くソルトレークに到着し、レンタカーを借りてホテルへ行きました。



翌日は車で市内を観光、最初はユタ美術館へ行きました。


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コロー:作品名はわかりません。

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ソルトレーク谷(旧ソルトレーク市街とその周辺を描いた風景画)



印象派のコローの作品等、見ごたえのある伝統的絵画や、


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(絶滅に瀕している植物の救出を訴える彫刻)


アフリカの伝統的マスク、モダンアート等に混じって、

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日本からは広重の版画や、

なんと!草間彌生さんの作品が展示されていました。

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草間彌生さんの作品


草間彌生さんは前から気になってた画家で、一度本物を見てみたいと思っていましたが、

まさか、アメリカ・ユタ州でそんな夢が叶うとは思ってもみませんでした。



草間彌生さんは少女時代から統合失調症を患い、幻聴や幻覚から逃れるために、

独特な絵を描き始めたそうです。



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美術館の後はトローリー・スクエア(路面電車の駅の跡地に作られた広場)で

遅いランチをして、ホテルへ戻りました。


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一休みしてから、ホテルのプールでひと泳ぎ、



私達は高いホテルに泊まるわけではないのですが、

アメリカではプール付きのホテルが多いので、

旅行中の運動不足解消になります。



夕方は、夫の旧友とディナーの約束があったので、

約束のレストランへ急ぎました。



夫の旧友Lさんは、夫がワシントンへ移る前に、ソルトレークで一緒に働いていた元同僚です。

13年前の私達の結婚式に、はるばるユタ州から、

奥様Sさんと一緒に駆け付けてくれたのですが、Sさんは今年5月に癌で亡くなったのです。



私達はその後、Lさんがお元気だろうか?と心配してたのですが、

お孫さんの世話をしたり、聴講生として大学に通ったり、

忙しい毎日を過ごされているようだったので、安心しました。

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「半年前に生まれた孫です。」

お孫さんの話を聞いている途中に、

Lさんに見せられた写真は、なんと!アフリカ系の赤ちゃん!

(Lさんは北欧系100%白人です。)


息子さんの妻Aさんは、

30年前、ウガンダの内戦を逃れてアメリカに来た両親を持つアフリカ系アメリカ人で、

猛勉強して弁護士になり、

息子さんと職場結婚されたのだそうです。



さらに末息子さんは、最近、日本人女性と結婚して日本に移住された親日家、

インターナショナルな家族構成にビックリしました。




夫の友人はIT関係が多いので、ITの知識がない私は、

時々、共通の話題を見つけられずに困ることがあるのですが、



中年を過ぎて大学で学んだことや、環境問題についての思い、

インターナショナルな家族構成など…

Lさんとは共通の話題で盛り上がって、とても楽しいディナーでした。




今度はワシントン州での再会を約束した後、

Lさんと別れて、夫と私はホテルまで歩いて帰りました。

どちらともなく、「とにかく、Lさんが元気でよかった!」

「私達はもう少し一緒にいたいね~。」しんみり話したのです。



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by mimozacottage | 2018-10-17 11:08 | 旅行(アメリカ)

可哀そうなピアノ: ワシントン州アナコータス


カナダ・バンクーバー島の旅、

1日目は、フェリー乗り場がある港町・ワシントン州のアナコータスに向かう。



バンクーバー島行きのフェリーは、朝8時30分にアナコータスから出発、

出発の1時間前(7時30分)までにフェリー乗り場へ着かないといけないので、

当日、朝早く起きて出発するより、

1日前に家を出て、フェリー乗り場近くのホテルで1泊することにした。




アナコータスはワシントン州の北端近く、カナダ国境まで約1時間のところにある。

ワシントン州内の島へ行くフェリーがいろいろ出ているので、今まで何度となく来たことがあった。

フェリーに乗るために立ち寄るだけだが、何となく趣きがあって、街をぶらぶら歩くのも楽しい。

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入り江に停泊するボートやヨット、カモメの鳴き声が旅情を誘う。

「カモメの鳴き声って悲しいね。」夫は言う。

ちょうど私も同じことを考えていた。




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私達が泊るホテルは古いが、綺麗で雰囲気があった。

部屋には古めかしいオイルヒーターや鎧戸の窓、奥の方には小さなキッチンシンクがあって、

フロントで挽いてもらった豆でコーヒーを淹れることができたのも嬉しい。

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ロビーの壁はギャラリーになっていた。

地元の高校生や大人のアート作品が展示されていて、中でも私の目を引いたのは、

本物の卵に色とりどりのビーズを施してある精巧なビーズアートだった。


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チェックインを済ませたあとは街を散策、

アンティークショップを覗いたり、静かな住宅地を夫と手をつないで歩いた。


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街路樹の「金鎖」が花盛り

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ガーデニング好きの人が住んでいそうな小さな家の前庭、

(古い一輪車の中に作られた)ミニチュアの庭が置いてあった。

こんな遊び心のある庭っていいな~!

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ホテルの筋向いの歩道には備え付けのピアノがあり、誰でも自由に弾けるようになっていた。

太陽に晒されて、ピアノらしい光沢も威厳もすっかり消え失せ、

もはや、美しい音を奏でる楽器ではなくて、通りを歩く人々の落書き用の黒板と化している。



街角に打ち捨てられたようなピアノでも、

それに命を吹き込む「ピアノマン」のような人が何処からともなく現れて、

名演奏を聴かせてもらえるのでは?と勝手な妄想を膨らませながら、チラチラ見ていたが、

実際に見たのは、滅茶苦茶にピアノのキイを叩いて通り過ぎる子供達だった。



乱暴に叩かれた音を聞くと、ピアノが可哀そうに思えた。

私はピアノの超超超初心者だけど、可哀そうなピアノを見ていると何だかウズウズしてきて、

一生に一回、そして一瞬だけ、「街角のピアニスト」になってみたくなった。



もっとピアノの練習をやっておけば、少しは格好がつくのに…と思いながら、

ずっと昔に習ったブルグミュラーの『アデュー(永遠にさようなら)』をほんの触りだけ、小さな音で弾いた。

誰もいないと思ったのに、立ち止まって聴いている人がいて、恥ずかしくてそれ以上は弾けなくなった。

身の程知らずとはこのことだ。



「もっと練習してから、またここに来て、その時に弾かせてもらうからね。」

心の中でピアノに言い訳をしながらその場を離れた。


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夕食はビール醸造所直営のパブRockfish Pubに行った。

料理に少し時間がかかると言われたので、ハンドバッグから文庫本を取り出した。

旅をしながら読もうと持って来た日本語の本5冊の中の一冊だ。



フェリーの待ち時間やレストランの待ち時間など細切れの時間に少しずつ読んでいる。

本物の旅をしながら、本を広げてもう一つ別の空想の旅をする。

何という贅沢な時間だろう。




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by mimozacottage | 2018-05-10 09:12 | 旅行(アメリカ)

チューリップフェスティバル



最近ブログに向かう時間がなくて少し前の記録になりますが、

日本と台湾旅行から帰って3週間後の4月下旬、

2泊3日でカナダ国境近くの町(La Conner)へチューリップを見に行ってきました。


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ワシントン州の北の端には、

Skagit Valley(スカージット谷)と呼ばれる地方があり、

チューリップ栽培で有名です。



ここは公園や私設の庭園ではなく、

水仙やチューリップの球根を生産する農家が毎年水仙とチューリップの開花期間だけ、

自分達の農園を一般に向けて公開しているものです。



その期間は「チューリップフェスティバル」と呼ばれ、

カナダやアメリカの他州からたくさんの観光客が訪れます。

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最初に行ったのが、スカージットバレーで最大のチュリーップ農園、

RoosenGaarde(ローゼン農園:オランダ語)でした。

チューリップで有名なオランダ人の祖先を持つであろうRoosen家の農園です。


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小さな写真では規模の大きさや美しさを十分伝えられないのですが、

行けども行けどもチューリップの波で圧倒されそうでした!


スカージットバレー一帯のチューリップ農家では、

毎年毎年100万個以上の球根が新たに植えられているそうです。


この辺りにはチューリップ畑や水仙畑が数多く点在するのですが、

規模の大きさや植栽の美しさで一番有名なのがこの農園です。

2番に大きいのが「チューリップタウン」と呼ばれる農園で、そこへも足を延ばしてみました。


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Rossen農園と比べらべれば、いささか見劣りがしますが、

それでも見ごたえ十分でした。



それでは皆様、幸せな一日をお過ごし下さいね!


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by mimozacottage | 2017-05-12 05:54 | 旅行(アメリカ)

モダンアート美術館~ミネソタ旅行 その2



ミネアポリス市には博物館が多いとブロ友Novaさんから伺っていたので、

旅行前は、「ミネアポリスに着いたら、博物館巡りをするぞ~!」と意気込んでいたものの、



この日の前夜、

隣のベッドで寝ている誰かさん(夫しかいませんが)の鼾が一晩中ゴーゴーと鳴り響き、

ほとんど一睡も出来なかった私に、そんな元気はありませんでした。


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(製粉博物館の近くで見たススキ:日本を思い出して、ちょっと胸きゅん💓)



製粉博物館からは徒歩でホテルに戻ったけれど、

ホテルから1マイル(1.6km)、普段なら歩いて行ける距離にある次の目的地、

Walker Art Center(美術館)が遠く感じられて、タクシーに乗り込みました。




美術館に近づくと、建物の外壁や周辺一帯が工事中、

外壁は一面に足場が組んであり、

足元の地面は全部掘り返されていたので入り口が見つからない。



タクシーに周囲を2、3度ぐるぐる回ってもらって、やっと入れましたが、

外観からはどんな美術館なのか、全く見当がつかず、

中に入ってみて初めて、そこがモダンアート美術館だということがわかりました。

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(工事前の”Walker Art Center"の外観:画像はお借りしました)


この美術館 ”Walker Art Center” は、

全米で最も訪問者数の多い美術館の一つで、年間70万人の人が訪れているそうです。



夫も私も美術館好きですが、二人共モダンアートはいまいちわからず、

今まで避けて来たのですが、

ここは、「折角来たのだから、ちょっと見て行こう。」ということになりました。


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私が最初に目を奪われた作品、

初めはランダムな色彩の組み合わせかと思いきや、

よく見ると、人物画です。



練習で上手くなるデッサンと違って、色のセンスは天賦の才能だと聞きますが、

この作品の色使い…すごく惹かれました。



アーティストの方々には大変申し訳ないのですが、この日、私はすごく疲れていて、

全作品の作者名を記録し忘れ、アーティストの名前がわかりません。


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少し前に「モダンアートがわからない」と書きましたが、

実は見ているうちに、「好きだな、面白いな。」と思えるものが少しずつ増えていき、

自分自身でその変化に驚きました。



アートが偉大だと、私のようにわからない者が見ても、心に響くのでしょうね!

それとも自分も年齢を重ねて、受け入れられるものが増えたのかな?と

…なかなか面白い発見でした。


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(こういうのはわかりやすいと言うか、スッと入って来ます。)

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(各国の国旗をパッチワークで作って、その国の場所に縫い込んだパッチワークの世界地図)

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どこかで見たことがある有名なCartoonだと思うけど、作者名はやっぱりわかりません。

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作品の傍に立っている係員の方、服の色といい雰囲気といい…

ビジュアル的魅力のある人で、アートの一部のように見えたので、

こっそり( ^ω^)…彼を一緒に撮ってみました。

(シャッターを焚かなければ、館内の撮影は自由でした。)




モダンアート見学の後はホテルに戻り、Novaさんのお家を目指しました。




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by mimozacottage | 2016-09-25 05:55 | 旅行(アメリカ)

小麦粉の博物館~ミネソタ旅行 その1



皆様、お久しぶりです。

昨日、「大草原の小さな家」の足跡を辿る旅・ミネソタ旅行から帰ってきました。

4~5回に分けて、旅行の記録を綴りたいと思います。



ミネソタ州(アメリカ中西部)と私達が住むワシントン州では、2時間の時差があります。

先週木曜日、午後1時半にシアトル空港を発って約3時間半、

ミネソタ州最大の都市・ミネアポリスに着いたのは、現地時間の夜7時過ぎでした。



そして翌日…その日は夕方5時半過ぎに、

ブロ友Novaさんのお宅にお邪魔することになっていたので、

昼間は夫と二人でミネアポリスを観光、



ホテル近くに製粉博物館があると聞き、まずそこへ行ってみました。


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(ミル・シティ博物館:Mill City Museum)

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 ミネアポリスの中心を流れるミシシッピ川は、

豊かな水源と河岸付近の肥沃な土地で古代から人々の生活を支え、

アメリカ先住民の多くの部族も川の流域やその近くに住んでいました。



17世紀に入植したヨーロッパ人達は、

豊富な水源がエネルギー源や交通手段になることから、

先住民達から河川付近の土地を奪って、自分達が住み始めます。



町はやがて水力を利用した製材業や製粉業で栄え、中西部屈指の大都市に成長しました。


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(製粉博物館から見下ろしたミネアポリス市:ミシシッピ川を中心に町が栄えました。)


1874年、ミシシッピ川畔に世界一大きな製粉工場として、”Washburn A Mill”が建設されましたが、

1878年、粉塵による大爆発が起こって工場は全壊、18人の犠牲者が出ました。



事故後も日に日に膨らむ需要に答えるため、

工場主は1880年さらに大きい工場を再建し、

最盛期の小麦粉生産高は、一日でなんと食パン1200万斤分、



毎日毎日、貨物列車100両分の小麦が、

カナダやアメリカの広範囲にわたる地域から運ばれて来たのです。



その後、別の大きな工場も建設されて、

ミネアポリスは世界最大の製粉都市として、50年間発展を続けました。


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(当時の小麦刈り取り機)



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(アメリカで消費される小麦粉の10%はこの工場で生産されました。)




しかし、第一次世界大戦の勃発や交通手段の変遷に伴って、

人々は徐々にこの町を離れていき、

小麦粉の生産も下火になって、1965年ついに工場は閉鎖、



建物だけが残っていましたが、

1991年には火災が起きて、工場の大部分が崩落しました。


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(鉄骨が曲がっているのは火災の際の熱の影響)

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(古い建物で今残っているのは、崩落を免れた部分)


1990年代後半になって、世界一の製粉工場の歴史を残そうという運動がおこり、

焼け跡の瓦礫の撤去や、崩落を免れた部分の壁を補強、


新たに展示用の建物も建設されて、

製粉工場の歴史を後代に伝える記念館として、2003年にオープンしました。



博物館の中には消失を免れた製粉器具などが展示されている他、

巨大なシアター型エレベーターに乗って、

当時の様子を記録した8ミリ映画を見たり、製粉のプロセスを再現した現場を見学することができます。

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(脱穀機)

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(巨大な石臼:原始的な感じですが、この石臼が100年位まで使われていたそうです。)

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製粉とは直接関係ないと思いますが、

当時の一般家庭で使われていたらしい薪ストーブ(オーブン)も展示されていました。

大き過ぎてうちには置けないと思うけど…こんなストーブ好きだわ~♪



最後に、ここだけの話(#^^#)…

「小麦粉の博物館」と聞いたから、クッキーとかカップケーキとかパンとか…

そんなお土産がつくのかな?と密かに期待してたけど…それはなかった。

ちょっと残念(/_;)!



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by mimozacottage | 2016-09-23 11:23 | 旅行(アメリカ)

水の庭園と巨大な滝の跡~ウェナチー旅行記



今回のウェナチー旅行では2か所の観光名所へ行きました。



前記事と時間は前後するのですが、

まず1日目、B&Bの近くで有名な庭園「Ohme Garden」があると聞き、

夕方、友人のワイナリーへ行く前にちょっと立ち寄ってみました。


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庭に性別はないと思いますが、

この庭園は、ごつごつとした岩と急な斜面と水でできた”男性的な庭”という感じで、

特に水の扱い方が面白いと思いました。


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見る角度によっていろんな色に変わる池、滝のある池、趣のある小川などがありました。

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(滝のある池)

自然に出来たのか人工の物かわかりませんが、良い味が出ています。

我が家の庭造りの参考にしたいと思って、植えてある植物をジロジロ観察^^


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渓流のような小川…趣きがあります。


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とても広くて、見る所はいっぱいあったのですが、

友人との約束の時間が近づいていたので、急ぎ足で庭園を後にしました。




2日目の朝です。

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(B&B敷地内で採れた野菜たっぷりのポーチド・エッグ)


美しい朝食を頂いた後、敷地内をちょっと散策して…

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(B&Bに隣接する川)


今日の観光の目的地、ドライ・フォールス(Dry Falls)へ出発します。

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(延々と続く小麦畑)


この辺りは半乾燥地帯で、同じワシントン州内にあるとは言え、

私達が住んでいる(森と湖が多い)北西部とはガラッと景色が異なります。


B&Bからハイウェイで東へ1時間ちょっと、Dry Fallsに着きました。


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Dry Fallsはとてつもなく大きくて、幅5.6km、高さ1.2km、

この写真では規模の大きさがわかり辛いですが、

ナイアガラの滝と比べると、幅は約3.5倍、高さは2.5倍あります。



今から約2万年前、モンタナ州の天然氷河ダムが氷河期の終わりに決壊し、

巨大な洪水になってワシントン州、オレゴン州、アイダホ州まで到達しました。



今のオレゴン州都ポートランドが、ほんの数日で

1.2kmも水面下に沈んだほどの大規模な洪水でした。

その水量は、現在全世界で流れている川の合計の10倍位だったのではないかと言われています。



水は巨大な滝になって、このDry Fallsの場所まで激流となって押し寄せ、

滝の威力で平坦な土地の地盤がえぐり取られて水が溜まり、一時的に湖になりました。

洪水が引いた後に湖は再び乾いて、Dry Falls(滝の跡地)が残されたのだそうです。


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アメリカの有名な国立公園グランドキャニオンは、年月を経て少しずつ形成されたものですが、

このDry Fallsはほんの数日間の洪水で、ダイナミックに地形が変化した結果なのです。



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今は州立公園になっていて、中に入ればミニシアターがあり、

映画で、このDry Fallsの成り立ちについて説明を聞くことができます。

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壮大な景色の前のピクニックテーブルに座って、アメリカ~ンなランチ^^;



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by mimozacottage | 2016-08-09 01:14 | 旅行(アメリカ)